心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

内容量減らすくらいなら堂々と値上げして欲しいんだよな

まあ何年も前から静かに問題だと思っていましたが。主にお菓子類なんかで見かけるステルス値上げの話。経済用語では「シュリンクフレーション」というみたいですね。

少し前に職場でカントリーマアムを1枚もらったんだけど、明らかに小さくなっていたんですよ。
どうも1枚あたりの大きさが小さくなっているだけでなく、1袋に入っている枚数もどんどん減っているらしい。
なんかねえ……個人的にはサイズも内容量もそのままで値上げしてもらった方がいいんですけど。というか、どういう形にしろ変更点は発表して下さいよというのが言いたいことかな。
さりげなく、消費者に気付かれにくい形で実質的な値上げをする構造。普通に良い気はしないよ。

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店頭価格が上がると手を伸ばしにくくなるのは事実だと思うけど、販売価格が上がらないように内容量を「消費者に伝えないまま」減らすっていうのはフェアじゃないように思う。


マイナビさんの6月の記事なんだけど、20〜30代の若い世代の方が不快感を強く感じるようです。

なんだろうなあ、物価上昇なりなんなり、情勢考えると値上げ自体は仕方がない。だから昨今の殆どの物が値上げしていることに関しては、苦しいけどやむを得ないと理解している。個人的な趣味の範囲内だと、ウイスキーとか凄まじい値上げラッシュが続いているしね。

だからステルス値上げの嫌なところは、ある種消費者を騙している形になっていることですね。
この辺赤城乳業さんへの好感度が上がる理由で「すまねえ!もう限界だから値上げさせてくれ!」っていうCMがありました。実際はもっと丁寧に経営陣が頭を下げるものだったけど、あのCM観た時には「全然ええんやで、むしろ長いこと安さキープしてくれてありがとう(値上げしても安いけど)」みたいな気持ちになった記憶がある。

やっぱり「信用」ってビジネスにおいて極めて重要だと思いますよ。
個人的には、値上げするならするでそれをちゃんと発表してくれた方が好感度が下がらない。むしろステルス値上げされていて、それに気が付いた時の好感度ダウン率の方が高いですね。