たまに思い出しては「ああ、食いてえな……でもあいつはもういないんだよな……」と哀しい気持ちになることでお馴染み、松屋のフレッシュトマトカレー。
バッキバキに効かせたニンニクに酸味のあるトマト。もはや「カレーとは……?」となるけど、中毒性のあった伝説的メニューですが……現在販売しているラタトゥイユカレーから同じ気配を感じたのでここに筆を取る。
ラタトゥイユだけあって、フレッシュトマトカレーとは違い野菜は具沢山。
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玉ねぎ、パプリカ、カボチャなどがたっぷり。1日に必要な野菜摂取量の半分が摂れる……らしいです。
野菜がたくさん入ったことで、味に甘味が加わっている感じ。カボチャは特に顕著ですね。
遠い記憶の中のトマトカレーのような鋭い攻撃力は失っているが、多種の野菜によって旨味や複雑さは増している。どっちが好きかっつーとそこは好みの話だろうけど、とりあえずこのラタトゥイユカレーは間違いなくフレッシュトマトカレーの引いた道に立っている存在なのは間違いない。
「とりあえずカレーではねえな……」という褒め言葉(!)と同時に湧き上がる謎の安心感よ。「これだよこれ」というこの気持ち。
パンチの効いた味に、野菜の甘みや旨味が溶け込む一品。
味はそこそこ濃いので、人によってはご飯大盛りでもバランス取れるかも。
フレッシュトマトカレー好きだった人なら一回食べておくべきかと思います。