心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

【ウイスキー】厚岸芒種を飲めてしまった話

先日エライジャ・クレイグを頂いた方に早速バーに連れて行ってもらったんだけど、そこで衝撃の厚岸が並んでいるという。
寒露芒種が揃えておられたんですが、マスターさんの「一杯だけ堪能するならより完成度の高い芒種がいいと思いますよ」という言葉を聞いて芒種にしました。

……厚岸の実物を見たという衝撃と感動で、写真撮るみたいなことが完全に頭から抜け落ちていました。覚えてたら「写真撮っていいですか?」とか聞いて確実に撮影してたなあ……ということで今回は写真なし。本当に悔やまれるわい、これは。

スポンサーリンク



アロマ

鼻に近づけた途端に香ばしさとフルーティさ。チョコレートの甘さ、マスカット、ついでピート。

フレーバー

フルーティさとチョコレートを感じる甘さ、ミントのような爽やかさが混じり、ラストはアイラ系ピート。ピートの余韻は長く、香りと相まって満足感が非常に高い。

総評

結論から言うととんでもなく美味しかった。
55%というアルコール度数の高さを全く感じさせないなめらかな飲み口。
モルトの香ばしさ、チョコレートのような甘さ、マスカットのようなフルーティさ、ラフロイグを感じさせるようなアイラ系モルトのピート。それらが流れるように口の中で広がっていく。

どこかで4年という短い熟成もあって、若くてまだ完成度は低いんじゃないかという固定観念があったし、それゆえにボトルあたりの値段高すぎない?と思っていた(芒種は定価で16500円。Amazon見たら80000円で売ってた!)。
実際に飲んでみたらとんでもない完成度で、自分の中の熟成年数信仰は完全に壊れました。ノンエイジだろうが美味いものは美味いってことですね。

しかしあんなに「飲めることなんてないだろうなあ」と思っていた厚岸が置いてあるバーが職場近くにあったとは……連れていってくれた方には感謝しかないですね……。