心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

ディライトワークス大丈夫なのこれ?

サクラ大戦のソシャゲがサービス終了するようで。

6月いっぱいで終了ってことで、わずか半年ほどの命だったようだ。
このゲームの開発・運営していたのがディライトワークスなんだけど、これがFGOの運営会社なんですよね。

はっきり申し上げるとFGOも今相当酷い状況かなあと思う。
それこそウマ娘という化け物タイトルが出てきたことで、相対的にFGO……というかその運営会社がいかにゲーム開発・運営が下手か可視化されちゃってる感じがあります。そんなこと言ってる自分もまたその一人で、ウマ娘最高に楽しい状態になっててFGOはログインするだけ勢になってる。

……ってことで、ここから長々と今のFGOに対する不満ぶちまけていきますよ。プレイヤーさんで今のFGO楽しく遊んでるって人は気分を悪くする可能性高いんで、読まない方がいいと思います。あとビビって保険かけとくけど、あくまでも個人的な意見です。

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未だにキャラ育成がエンドコンテンツ

個人的にFGOやってて一番キツいのがココ。
新しいサーヴァントがガチャで当たりました。種火と素材突っ込んでレベルもスキルも上げました。
そうやって強くしたサーヴァントを使う場所がないってことが割と多発するのが今の環境。常設で難しいクエストでも置いといてくれればいいけど、そんなもんは存在しないから周回に便利なサーヴァントだけひたすら駆り出されるゲーム。せっかく育てても使う場所がないから、ゲームとしてのエンドコンテンツが「育成する」になっちゃってる。その育てたサーヴァントは何のために育てたんですかねえ?

しかも新サーヴァントでも性能微妙だとなれば、そもそも育てることすらしません。使い道ないし、それより優秀なサーヴァントを既に持っていたら尚のこと。キャラ愛なんて言葉もありますが、思考停止して周回させるゲーム性で宝具スキップもオート戦闘も未だに実装されない中では限度がある。


ウマ娘の場合同じウマ娘を何回も育てる遊び方になっていて、同じメジロマックイーンでも「スピード多めに振って逃げマックイーン育てよう」とか「今回はちゃんと先行で育てたいから、パワーもある程度欲しいな」とか考えながら育成する楽しさがある。だから根本的に「弱いウマ娘」とか「使えないウマ娘」が存在しない。育て方で目的に合わせた能力のウマ娘を育てるゲーム。キャラ愛が反映される感じもあって、同じウマ娘繰り返し育ててるとどんなイベントが起きるか分かってくるから上手く育てられるようになるしね。
まず全く同じように育てようとしても同じ能力のウマ娘が育たないんですよね。というか育たないからこそ何回やっても楽しいっつーか。周回してるんだけど、ランダム性によって毎回異なる結果になるから作業感が全然ない。

そして、そうやっていい感じの強いウマ娘が誕生したら、チームレース場の編成に加えて他のプレイヤーさんのチームと対戦するわけです。つまり育てたウマ娘を活躍させる部分がエンドコンテンツとしてリリース当初から用意されている。しかもここってやり込み勢はとことんやってもいいし、エンジョイ勢はやらないならやらないでいい程度の感じ。現状は報酬にここでしか手に入らないサポートカードがあったりするわけじゃないから。

強化クエストキャンペーンとかをさもイベントのように開催されてもねえ

FGOはリリースから何年も経っているゲームだから、当時からのプログラム的な重なりによる複雑化もあるだろうしもはや革新的な新規軸を追加するのは難しいことは理解するんだけど、先に触れたように常設の高難易度バトルとかその程度の実装はできるよね?と思うわけですよ。
ハンティングクエストも期間限定、それこそイベントもストーリーも更新がない時の穴埋めみたいに開催してくるけど、これも常設でいいじゃんっていう。日替わり・週替わり・月替わり、まあどういう形でも恒常的に何かしらの素材出やすいクエストあれば、足りない素材の日にちょっと回ろうかなって思う人もいるだろうよ。

なんで今の状態でできそうなことすらしないんすかねっていう。高難易度バトルもハンティングクエストもこれまで散々やってきてること。それらをずっと置いといてくれればいいだけだと思うんですけどね。
端的に言うと、長年やってきてそれなりに戦力揃ってるとやることないんですよね、FGO

つい先日までまさにそうだったけど、イベントが終わって次のイベントまでの何もない期間にハンティングクエストや強化クエストキャンペーンを入れて、さも特別なことをしている感を演出する。
正直強化クエストに関しても、サーヴァントが強化されること自体はありがたいが運営側の扱い方に疑問がある。
これさあ、他のゲームでいったらバランス調整の延長線上でしかないと思うんですよね。実装が時間が経っていてインフレした今の環境に合わせて、スキル性能上方修正するパターンとか。
具体例で言うと先日強化もらったジャンヌ・ダルク。サーヴァント限定の宝具火力ダウンだけだったスキルが、ターゲットを敵単体に拡大した上で防御ダウン効果も追加されました。これねえ、そもそも敵にサーヴァントがいなければスキル一個持ってないのと同義だったものが機能するようになったって話であって、これを強化といわれてもちょっと困るのよ。よりバランス調整に近い。
加えて強化クエストもらえるサーヴァントの選択にも疑問がある。小次郎とか何回強化もらってるんですかね?同じ低レアアサシンでもマタハリとかコルデーとか、小次郎以上に活躍する場面少ない方を底上げしてくれよ感がある。運営側がキャラクターの贔屓してるようにしか見えないことがあって、あんまりいい気持ちしないんですよね。どのサーヴァントだってファンはいるんだから。

イベント“しか”やることがないゲームで、イベントが開催されないしイベントの魅力も落ちてる

イベントの魅力低下に関しては人による部分が大きいと思うし、楽しめている人も全然いると思いますが……少なくとも自分はもうダメになってきてる。
なんというかギャグ系のシナリオの時のノリが痛々しく感じるというか、寒いというか。あのノリを楽しめている人には申し訳ないけど。
そうなると読み物としての魅力も無くなり、ゲーム部分の実態はどのイベントでもほぼ無の精神で周回するだけのイベントになるので……イベント自体遊ばなくなってきてる。今年だとバレンタインのイベントから完全にやってませんね。そのあとかつて楽しめていたはずの塔型イベントもあったはずなのに、一回一回入るロードとシナリオ部分の合わなさで結局20階くらいでやめてた。

というかそもそも、そのイベントすら頻度がね……という状態が現状。その繋ぎで必死にイベント的風味出しつつハンティングクエストや強化クエスト出してきていたけれども、それすら弾切れになって来週のイベント開始までマジで何もないですよ。こういう時に常設で遊べるコンテンツがないことが致命的。
コロナの影響で開発に遅れが……みたいなことは考えられるけど、どうもディライトワークスからこの1年で退職者100人出てるらしいんですよね。コロナというよりこっちで人的リソース激減してるのが原因かな?で、そもそも100人も辞めてるのは企業として何か問題あるのでは……?

ゲームとしてはもう期待してないので、とりあえずメインストーリー完結までは頑張ってくれ

で、今の気持ちとしてはこんな感じになってる。
リリースから5年とか経っていて、未だにボックスガチャの一括開封ができないとか宝具演出のスキップ実装を渋るとか、ユーザーにゲームとしての快適さを提供する努力はしないってことはよく分かったし、コンテンツとしてゲーム面での遊びの幅を拡げるつもりもないことも分かってきたわけです。

もう唯一の楽しみはメインストーリーだけなんだよなあ。そしてそのメインストーリーのリリースがあまりに遅すぎるんだよなあ。
6月にやっと続きである6章が配信されるようですが、間にあった5.5章はサイドストーリー的なものとして省くと、5章オリュンポスの実装って2020年4月だったんですよね。1年経っちゃったよ。いくらなんでも遅すぎるよ。

なんかもうディライトワークスにいい話を一切聞かなくなっちゃってて、メルブラの新作にも一枚噛んでるっぽくてそっちも不安になったりしてる。
とりあえずFGOに関してはメインストーリーだけは最後まで読みたい(もうゲームとしては何も進歩しないだろうから)んで、そこだけ完結するまではなんとか頑張ってねって気持ちです。もうゲームしたいんじゃなくてお話読みたいだけなんだよな。