結局「信長と義昭の関係が悪化していく過程」の部分があまり描かれなくてちょっと寂しい、そんな今年の大河です。
武田信玄がいよいよ動き出して信長包囲網もスタートってな具合。
なんだか信長も帝のためならなんでもやるような危ない部分が出てきつつあって色々危うい中で今回のお話はタイトル的には足利義昭がメインかな？
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坂本城の築城計画からスタートですか。つーか坂本城の図面一人で描いたのこれ？
光秀が坂本に行きたくないのは、やはり現在の幕府の状況に不安要素ありまくりだからだろうな。
そんな光秀のもとに藤吉郎が。
信長は完全に帝の家臣モード。
「我らがそれを正せば！」「正せますか？」
こういう時の藤吉郎、育ちの過酷さもあるのか冷徹にドライになりますね。確かに現実を見れば、この幕府はもうどうしようもないわな。
そして摂津晴門は明智を討つみたいな物騒なことを言ってるね。なんかよく分からなくなってきたが、明智光秀は幕府のために働いていて、摂津晴門は私欲のために動いているんですよね。
薬屋にきたうるせえお母さん、これ藤吉郎の母ちゃんやないか！
しれっとこの人もなかなか壮絶な人生よね。家康のところに人質として飛ばされたりしてね。
将軍・足利義昭はなんかイライラしておる。駒さんもイライラしておる。
もう「十兵衛と信長は一体じゃ」とまで言ってるが、だからなぜそうなったのかを描いて欲しかったんよなあ……。
んで、なんで足利義昭はここまで「摂津がいないと何もできない」と思っているのかが分からないんですよね、うん。自分が無力だと強く信じてしまっているんでしょうか。
十兵衛殿、罠と分かっていながら進みますか。今年の光秀剣の腕めちゃくちゃ立つ設定だけどそれは無茶だわ。
「今リアルタイムで摂津晴門の息のかかったやつに殺されかけました」を義昭に見せつけたか。
今年の光秀、割と過去の想い出話で懐柔すること多いよね。
「オレたち、3年で大分変わっちまったよね」な義昭。
「信長様が道を違えるようなら……」ってのはデカい伏線っぽい言葉ではある。
ふと思いを馳せるのですよ、このようなシーン見てるとね。当時の明智光秀は幕府や将軍に対してどんな気持ちを抱えていたのか、とかね。そういうこと思うと過去に行ってみてえって気持ちはずっと抱えている感じ。
摂津晴門は調子に乗りすぎましたね。優柔不断とか言いながら足利義昭を舐めすぎたな。
幕府の内側の悪しき皆さんはこれで排除されたが、その状態で明智光秀は坂本に行っちゃうので大丈夫なのかね？
武士にとっての将軍。将軍にとっての帝……なんだけど、信長は将軍通り越して直接帝になっちゃってるんだよな。
これ単略的に捉えると、信長の立場が将軍みたいなことになってしまうよねこれ。
「帝をよくご存知です」に関しては、東庵先生で良くないっすか？伊呂波太夫は東庵先生が帝と交流あることを知らんの？
「心に一点の曇りなし」な帝。ヴァレンタイン大統領かな？
光秀くん誰からも好かれますね。んで帝は光秀と直接会う気かい！流石にそれは朝廷ルール上無理では？確か信長ですら特例で会えたはずなんだけどなあ……。
次回「訣別」。
ついに信長と義昭の関係は終了。こういう時に間に挟まった光秀みたいな立場が一番キツイよね。
あとはやっぱり帝と会うようで……。
よく考えたら残りは10話くらいですかね？ここからどの流れで本能寺に向かうのだろうか。
