心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

朝日新聞は黙ってて、どうぞ

こういつもいつも印象操作と捏造をしまくってると、もう報道名乗るのやめろやと思う朝日新聞

数日前にこちらの記事でまたTwitterが一つ盛り上がってたので問題の箇所を引用してみます。

検察庁法改正案について、森雅子法相は19日の閣議後会見で「(起訴権限をほぼ独占する検察に)民主的統制をどう及ぼすのかと、独立性をどう確保するのかというバランスの問題を国民に説明したい」と述べ、現行案のまま成立を目指す姿勢を示した。

これを受けて「現行案のまま進める気か!」と言い出している人がたくさんいるんですが、森法相は「現行案のまま成立を目指す」とは言っていないのが読めば分かりますよね。


スポンサーリンク



「現行案のまま成立を目指す姿勢」は主観にすぎない

この文章を書いた人(あるいは朝日新聞社として?)の解釈でしかないわけで、そんなもん文章に起こして載せるなよっていうのが。なぜ「報道」がそのような主観を結論のように持ってきているのかが謎。
そもそも「現行案のまま成立を目指す姿勢」という、法相が発言していない部分を記事タイトルにしているような酷い印象操作。おそらくタイトルだけ読んで憤っていて、記事開いて本文まで読んでない人もそこそこいるだろう。
事実だけを並べてください、お願いですから。それを受けたこちらが「現行案のまま成立を目指す姿勢」なのかどうかを個々に判断するのは良いと思うが、初めからそう感じるように誘導するのは間違った報道姿勢。中立性がない時点で報道でもなんでもないんだよ。


対照的にちゃんと「報道」してたのが共同通信の記事で、以下に引用してみます。

検察官の定年延長を可能とする検察庁法改正案の今国会成立が市民らの強い批判によって見送られたことを受け、森雅子法相は19日の閣議後記者会見で「引き続き真摯かつ丁寧に説明したい」とした上で、国会審議で提示できなかった定年延長の具体的基準を「なるべく早く示したい」と強調した。

あくまでも法相の発言のみを並べる事実ちゃんと置くスタイル。本来これでいいというか、個人的にはなんでもこうあるべき。なんで各新聞社の考え方まで仕込まれたものをニュースとして流してるんですかね、朝日。