めちゃくちゃ好きなドラマで、今回の続編発表の時から大変ワクワクしながら待っていた時効警察の新作。
唯一の不安点が吉岡里帆が演じる新キャラだったんだけど、少なくとも個人的にはこの悪い予感は当たってしまった結果です。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2019/04/17
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
このドラマの核は「ゆるさ」なのに、張り切って演技しちゃってるから空気感もリズムも台無しなんだよなあ。車で言うとギア2速くらいの世界観に高速道路の速度で入ってきてるような。
脚本や演出で意図的にそうさせている部分もあると思うが、だとしても明らかに不自然。
スポンサーリンク
お笑い的に言えば「吉岡里帆だけがずっとスベってる」状態
自分がスペシャルドラマを観ての感想はこれ。一人だけ浮いてる、なんて書かれてもいるが、ゆるーいコメディパートが多いこのドラマに関しては「スベってる」って感触が強い。
12年前と変わらないレギュラーメンバーに感動しつつ開幕のやり取りですげえ笑ってたところに、吉岡里帆が登場して分かるんだけど……この子だけ明らかに演技の温度高いんだよな。力抜けよ、ここは時効警察だぜ。
十文字さんに「ユーモア筋肉付けろ」って言われてましたが、これ役柄じゃなくて演じている本人にも届いて欲しいなあと思っちゃったもんね。
あとやっぱり単純に演技上手くないのかな?一人だけ演技している感がすごい。
逆に他の皆さんがこんな世界観を違和感なく自然に演じている凄まじさが再確認できたともいえるけど、そうなると彼女には荷が重すぎたのでは。
物語的にもそもそも必要なのか問題
んでもう一つ思ったのが「物語としてこの新キャラクター必要か?」ってところ。誰が演じているか以前のところ。
オダギリジョー演じる主人公の霧山くんと2人だけで事件について話し合ってるシーンとかは特別違和感がなかったんですよ(ここはコメディ色薄かったこともあるけど)。
ただこれ、前回までのシリーズだと麻生久美子演じる三日月くんだっただけの話で。
ドラマの終盤になるとほぼ完全に吉岡里帆の新キャラは出番無くなって、いつも通りの霧山・三日月ペアで犯人のところに出向いて……。後半は何にも文句なく見ていたけど、それはこの新キャラが舞台から降りてたからなんですよね。良くも悪くもいつも通りの時効警察だし、むしろ今までのシリーズを観てきた人からすればそんないつも通りの時効警察が観たかったんじゃないかと。
端的に言うと今まで三日月くんが10担当していた部分の3くらいを彩雲くんに変えただけなんだよな。じゃあ三日月くんのほうがいいじゃんって話。
こうしてみると真加出くんって偉大だったんだよ(キャラ造形も演じてた女優さんも)。