「環境省は半年から1年かけて、化石燃料脱却へどのように取り組むのか?」
「減らす」
「どうやって?」
「……我々は環境省にとどまらず、政府として減らそうと話し合っています」
セクシー発言で騒がれてる小泉進次郎大臣ですが、実はセクシー発言はどうでもよくて一番ヤバいのは冒頭に書いた、受けた質問に対する返答ですよ。如何に環境問題について知らないのかがよく分かるよな。
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隙を生じぬ二段構え。せっかく汚名返上のチャンスを記者団がくれたのに「説明すること自体がセクシーじゃない」だってよ。ここでセクシーという単語の性的な意味以外の意味について話してくれれば、少なくともこの発言についてのマスコミの盛り上がりは多少下火にできたと思うんだが。
環境相に就任してわずか10日あまりという日数的な短さから擁護する声もあるが、分からないなら分からないなりの発言ってのがあると思うんですね。どうしてわざわざこんなことを言った。
そもそもを言っちゃうと、いくら日にちが短いと言っても今回のような国際的な会合があるのが分かっていて、それがどのような内容のものかも分かっていながら、知識ゼロみたいな感じで乗り込んだ挙句「セクシーに取り組む」だもんな。もう意味が分からねえよ。桜田元五輪相を思い出しましたよ。
なぜ自分が就任した業務について学ぼうとしないんだろうか。
開幕から大恥かいた形になったと思うんですが、これから巻き返せるんでしょうかね。質問されても基本的に具体性のない、抽象的なことしか言わないことがバレてきつつあるし。