心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

語彙力が乏しすぎる大臣

桜田大臣の「がっかり」発言。
はじめは「このおっさんクズだな」と思ってたんだけど、あの発言の前後の全文を読んだ結果「クズではなさそうだが、大臣続けるには厳しいスペックだな」に落ち着いた。

まあ全文を読んでみると、感覚的にちゃんと心配しているのは分かるんですね。で、そこにオリンピック担当大臣のプレッシャーとか、取材陣の誘導にまんまと乗せられてとか、色々あった結果があれだと思われる。まあ「オリンピックが下火に……」とかの部分もあるから、完全に払拭されたわけでもないが。
とはいえ、全体を読んだ時に思ったより酷くないと思ったわけですが、故に別の問題がな……。

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端的に言うと、あの文脈で「がっかり」と言う言葉が出てくる語彙力とか対応力がやべえと思うんですね。せめて「残念」とかさ。がっかりって子供じゃねえんだから。大臣としての発言の中で「がっかり」はNGでしょう。肩書きのない個人ならともかく。
「がっかり」って言葉を使うと、周囲がどういう反応するのか、自身の発言がどういう影響を与えるのかくらいは想像できて欲しい。

これその辺のなんでもないおっちゃんならそれこそなんでもないけど、この人オリンピックとサイバーセキュリティの担当大臣だからな。
USBも知らない、五輪憲章も読んでない、んで状況に応じて適切な言葉を選択できない。
Wikipedia見てみたら不祥事・失言の項目があるわ、その内容がぎっちりだわでもう……。


もう一回言うけど、これで大臣やってるってのが問題だと思うんだよな。もう安倍総理の方から「もうすこしパソコンの勉強しろ」だの「五輪憲章くらいは流石に読んでくれ」だの言われてないとおかしいレベルだろ。
ちなみに母親は「パソコンも使えないし五輪憲章も読んでないし、じゃあこの人は何をしてる人なの?」なんて言ってました。ごもっともだと思いました。


ただただシンプルに器じゃないって感じがする。「五輪憲章読んでないです」じゃなくて、オリンピック担当になった時点で読めよっていう。
そういう学習姿勢もないのがさらに拍車をかけておりますね。