心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

順天堂大学の言い訳がしょうもなさすぎる

「女子の方がコミュ力が高いので、公平にするために男子受験者にプラス補正をかけた」
ざっくりまとめるとこうなるんだけど、何言ってるかちょっと分からない。サンドウィッチマン富澤状態である。

結果何が起きてるかっつーと、女子合格率が明らかに低いっていう。本当は女子を合格させたくなかったのが見え見え。

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仮にこの弁明が本当だとしたら、わざわざ「優秀な女性」が合格しにくい状態にしていたわけだよな。
なんで優秀な人材をわざわざ切り捨てようとしてるんでしょうか。賢い人がたくさん入学した方が大学としても良いに決まってるわけですから、順天堂大学さんのやってることは極端にいうと「バカを選んで入学させてました」になる。書いててもよく分からない。


んで順当に批判をかわそうとした方便だと考えても、雑すぎる。
いってる通り不正ではなく「補正」だとしたら、明らかに男子の合格率が高すぎる時点で補正数値にミスがあるわけだよ。「補正なしだと女子の方が合格率が高くなるはずだから、バランス取ろう」のはずが「補正によって男子が高くなりすぎてる」わけだから。同じくらいになるように調整するのが補正でしょ。
補正値間違ってるんだから修正しろよって話だが、何年もそれをしなかったわけですからおかしい。結局は男子多く取りたかっただけです。


ちなみに順天堂の学風は「三無主義」。出身校・国籍・性別による差別のないこと……だそうですが、真逆のことやってたんだなあ。これはギャグか何か?
男女平等だなんだいっても、現実はこれだよ。自分男ですが、力仕事とかでもない限り男女に差はないと思ってる。差別と差異は違うんだよなあ。自分よりなんでもできる女性とか何人も知ってるよ。コミュ力だけの話じゃない。……だから男子に対してプラス補正かけたってのが順天堂サイドの主張だが、そんなもん誰が信じるかね。


どこの大学でも同じようなことが起きてることが明らかになっている最近を見ると、つまるところ上に立ってるおっちゃん、おじいちゃん世代に根強い男尊女卑というか、男の方が優秀っていう考え方が残ってるんだろうな。
これは性別ではなくて個人個人の話なんだっつーの。