心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

ボランティアを「利用」するおぞましさ

東京オリンピックに関してずっと見て思ってるのは、どうも小池さんの発言なりニュースなりを観ている限りでは、ボランティアに対しての考え方が根本的におかしいんじゃないかということ。

なんとなく裏側に、ボランティアを下に見ているような気配が漂う。運営サイドのボランティアに対するリスペクトをまるで感じないんですよね。「ボランティアやって当然だろ?」みたいな。

人の善意を道具にしてんじゃねえよって話。

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オリンピックをめぐるボランティア関連の話が基本的に気持ちが悪くて、ボランティアなのに召集に近い感覚。徴兵制度復活かな?
学生ボランティアとか怖くないですか?そのために学校休みにするって流石に本末転倒だろ。


挙句「足りない資金を寄付から集める」みたいなことを堂々と言ってて引きました。
ボランティア募集のキャンペーンに大量のチラシを作ったりタレント起用するってのも「その金をオリンピックの運営費に当てろよ」ってのもツイッターで見かけてその通りだわ、と思ったり。


ボランティアが集まって当然と考えているんでしょうか。そして無給で働くのが当たり前のことだと思ってんのか。
そういう考え方で集められるボランティアに関しては絶対参加したくねえんだけどね。少なくとも僕は。


感覚的には、運営側がむしろボランティアで参加してくれる人をある種上に見るくらいのことがないとダメだと思うんだよ。
舐めた態度でボランティアを“利用”するくらいなら、ボランティアって言葉で呼ばないで欲しいです。