頭があまりにもキレすぎると、付いていけない普通の人、欲に塗れていた人からは邪魔者扱いされるものなんですかねえ。
「時がない」が口癖だった斉彬公に危機が迫ります。日本というより、自分に時間がなかった……的な。
- 作者: 加藤ケイ
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 1998/10/01
- メディア: 文庫
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
篤姫トレーニング中。
上様、歴史としてはメチャクチャ病弱だった話とか伝わっています……が、個人的にはここまでアレな感じで描かなくてもいいような気がするんだけどね。いざってタイミングでは将軍らしい振る舞いもしたらしいし。
スポンサーリンク
島津斉彬VS井伊直弼。
去年からの今年の大河なもんで、井伊直弼には色々と思うことはあります。柘榴坂の仇討面白かったねえ……。
また斉彬の子供が世を去った。島津斉彬は呪われていると思えるな。子供関係の運が悪いのは秀吉を想起させる。
そういうこととは割り切って仕事をしないといけないのが斉彬。姫様よ、斉彬は哀しくないわけがない。むしろ哀しいということをエンジンとして、未来を創らないといけないのです。
斉興と由良が江戸にいるっていうのが、既に怖いね。斉彬の周りには暗殺狙ってそうな人が多すぎる。
一方の薩摩。ここにきて凡庸っぽかった島津久光が若干覚醒してきた。最終的には新しい国の要職に就くわけだし、そろそろ進化していかないとね。
うへえ、面白くなってきましたよ。
一橋慶喜、橋本左内。今年の大河、このあたりが集まるとメチャクチャ面白くなってくるよな。
情で物事を考える西郷くんから見れば、この薩摩、福井、水戸の藩が頭揃えての密談の内容はエグいね。
「俺は将軍になどなりたくない!」
意地やプライドで出来ないことをやろうとする奴より、正直に出来ないと言えるにこそ現実を変えられる。こういう人間が遊郭で遊んでるとか、バックボーン絡むと急に切なくなります。
ついに島津斉彬自身が倒れた。
そうしたら西郷くんは滝行から護摩行。
ことドラマそうなんだけど、西郷父といい斉彬といい、病名とか全然明かしてこねえよな。
斉彬と息子との病状が同じことから、西郷探偵は毒の可能性を示唆。
斉彬の飯の焼き魚を入手した西郷は、橋本左内先生に魚の調査をお願いに来たよ。
西郷が動くと、一橋慶喜と橋本左内が動く……みたいな話だな。
ヒ素か!!からの襲撃者。今週急がしいなオイ。
この辺りの急展開は面白かったわい。
島津斉興、怖いっすね。このタイミングでの菓子からの「食え!!」は毒を疑っているんだから食えない。
お由良様、一言でいうと人の神経を逆撫でするのが本当に上手い。割と同じようなキャラの人はいろんなドラマに出てくるけど、本当にイライラするよね。
「俺の命より大事なもののためにお前を召し抱えたんだよバカが!!」と。
西郷の命は斉彬のためだけど、斉彬の命は日本の未来のためになので……。
あと井伊直弼ェ……スーパー悪い奴だな。
次回「運の強き姫君」。
また篤姫回か……。