心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

西郷どん 第1回「薩摩のやっせんぼ」感想

さあ、今年の大河ドラマの主人公は西郷隆盛です。

事前の心構えとしては、期待と不安とが半々。
昨年と違って誰もが知っている人が主役だから、ちゃんと歴史のメインストリームでお話が進むだろうという意味では安心感があります。
ただその一方で、事前予告で西郷さんを「モテ男」とか書いているのは少々怖い部分。この気配は「花燃ゆ」の時に感じていた予感でもある。花燃ゆは本当に観るのが大変でした。

この年末年始「義経」を観返しているんだけど、コメディ的部分と大河らしい重厚さのバランスがちゃんとしていて面白いし、ダレないんだよな。タッキーの演技力が若干気になるくらいで、1話1話があっという間に終わっちゃうくらい満足度高いんだけど……。

などと書いてしまったけど、変にライトなノリに寄せすぎないことを祈りながら今年の大河ドラマも楽しんでいきましょう。

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「うちの旦那さんは、こんな人じゃない」で始まるという。
そういや西郷隆盛、有名な肖像画も西郷さんじゃないんだっけ。

これで良いのかもしれないけど、やっぱりOP曲が軽すぎるんだよなあ……。個人的には西南戦争とかを主軸に考えちゃうから。西郷隆盛という人物の人柄やイメージから想起されたメインテーマでしょうかね。


1840年
未来の西郷隆盛、小吉くん。この時何歳なんだろう。あとで調べてみるか。
……しかし今年、ちゃんと方言使っていくね。まあまあ何言ってるか分かるのに苦労する時がありそうだ。


「おめえら何中だオラァ」的な。中学生じゃなくて郷中的な意味で。
地域の子供同士グループでバトル。喧嘩からウナギ取りバトルにシフトです……ウナギ美味そうだなあ。

藩主別邸に潜入してお菓子ゲットバトルがスタートだ!でも天狗がいるぜ!なんか話がすごい速度で展開する子供たち。
メタルギアソリッド状態です。つーか警備の皆さん甘すぎるやろ。これ池に落ちなかったらバレなかったんじゃ……。

その逃げ道の先で、大砲が放たれる。
渡辺“天狗”謙にめちゃくちゃ罵倒される小吉少年。
「小僧!持っていけ、口止め料だ」
ひええ、カッコいい。カステラやないか。口止めカステラ。


しかし西郷さんところの先祖の「無敵斎」って凄まじい名前だよな。
薩摩の剣術っつーと、やっぱり示現流ですかね。チェストーな。


天狗の名は島津斉彬
斉彬は中央に行ってたから標準語ってことですか。
出た!「義弘公」!島津義弘はマジでバケモノクラスの戦国武将だったもんなあ。
戦国時代の島津兄弟で大河ドラマやったら絶対観るんだけど、大陸や沖縄の問題があるよね……。


いわば子供たちの合戦みたいなものでしょうか。
いとちゃんは北条政子みたいな気質ですかね。キャリアウーマンです。世界の表舞台で戦いたい女の子だっているよね。
などと思っていたら島津久光登場!!
というより島津斉彬のほうが本体みたいな!!


天狗様のお言葉が、いとちゃんを守るためのエネルギーになるようです。
第一歩が「女の暮らしを体験してみる」でした。
これ素晴らしいことですね。だから分かる「この女の立場おかしくねえ?」という世界。
ということで志が定まると強くなる小吉くんである。


これ相手のガキ、なんとかならないの?カスじゃねえかこのガキ。帰り際のニヤリとかに本当にクズ感が出ます。
身分がすべての世界の闇だなあ。自分はこの手のエピソードに弱くて、だいぶ腹のなかでグツグツ煮えるものがある。


島津斉彬、刀による時代の終焉を見切っていた。
刀に頼らない侍を目指せ、小吉!
「お前が強い男になっていたらまた会おう……強くなれ」
またカッコいいなオイ。島津斉彬イケメン劇場。


あれ鹿児島って読むのか。ずっとなんて意味だろうって思ってたわ。

なんか小吉少年なら、左手一本で戦える剣技でも閃きそうなステータス持ってると思うけど。
うん、結構面白かったっすね。序盤はまだ歴史の表舞台に入らないから、この軽いタッチでいいけど……ここからシリアスな場面はどうなっていきますか。

次回「立派なお侍」。
もう鈴木亮平に進化します。
んで「青春薩摩編」か……。