心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

刃牙道……が休載なので男塾外伝 伊達臣人5巻の感想

カイジよりも、アカギよりも作中時間が進まない衝撃の2話のあとはまさかまさかの休載です。なんだこれ。
ネット掲示板で「もうやる気のない漫画家」の中にひょろっと板垣先生の名前が出てきてたんだけど、何が問題かっていうとむしろ板垣先生にはやる気があることが問題なんだよな、個人的には。スベり千切ってる芸人さんと同じ状態だぞ。

男塾外伝 伊達臣人(5) (ニチブンコミックス)

男塾外伝 伊達臣人(5) (ニチブンコミックス)

〜5巻までのあらすじ〜

「男塾」本編より過去の話。男塾を退学となった伊達は、修業中に三面拳に出会ったり蝮4兄弟と闘ったりする。
なんやかんやで7人の仲間達と8人チームで死婁駆道(シルクロード)を越え、巌娜亜羅(ガンダーラ)を目指す。

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5巻では死んだはずの毒蝮が復活して仲間になったりして、まあ安定の男塾シリーズって感じです。
レビューとか見てると「劣化男塾」みたいな描かれ方していて軒並み評価低いんだけど、個人的には男塾本編の続編シリーズがちょっとアレな感じなので、伊達臣人は全然面白いんだよなあ。

そこに来て5巻では先代三面拳のお話にも触れ、雷電のチャクラを目覚めさせるために修業突入。
思ってたよりもストーリーに層が出てきて楽しくなってきた。


そしてこの「男塾外伝 伊達臣人」、魁!男塾を読んでいた人からするとファンサービス的な部分もあって。
あの時出てきた技の数々に、民明書房の解説に。


実際読んでみると分かりやすく面白いいいマンガだと思いますよ。
今って複雑で頭を使わせながら読ませるタイプか、可愛い女の子が平和な日常生活を過ごすタイプか……そんな感じのもののバリエーションが多い印象。
その中で今では逆にレアになってきているのが、「シンプルにキャラの濃い男達が闘う」パターン。

いいでしょう。息抜きにもいいですよ、絵は濃いけどね。