心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

24時間テレビについて

先日24時間テレビがありましたねえ。
で、その裏でNHKが「バリバラ」という番組を放送していました。

サライ

サライ

どちらもザッピングしながら部分部分で観ていたから正確ではないかもしれないけど、その中で観ていた限りでは夢に対しての扱い方が対極だったように思う。

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24時間テレビはいつも通り、障害のある方たちの夢を叶えるために芸能人がお手伝いする、みたいなやつ。
こっちは多分ほとんどの人がどういう感じかイメージできると思うんで、説明しません。


面白かったのがバリバラの方で、こっちでも夢を叶えてあげるために番組がお手伝い。
ある方は野球をやってみたいということでやってもらったけど、ほとんど自分自身ではやれないのでサポートにサポートを重ねてやってもらって、感想は「面白くない、これなら家でゲームしてた方がいい」でした。
他にも周りが頑張れ!というと「頑張らないとダメ?」みたいな返事する方とか。
結構これが現実な気がした。


散々この辺は話され尽くしているような気はしますが、24時間テレビの障害のある方だって健常者と同じように夢を叶えられるぜ!みたいなの、逆説的に障害者を別のカテゴリーとして定義しているように見えてならないんですね。
そういう意味ではベクトルが異なるだけでバリバラも同様なんだけど、その中でも障害ある方個人個人の考え方を尊重している感じはまだ好感持てます。


障害ある方だって一人一人考え方は別々で、やりたい事に対して積極的に取り組みたい人もいれば、そんなに熱意を持ってない人もいる。この辺は障害の有無に関係ないわけで……今の僕とか熱意で生きてないしね。

まあ、そこで区切ることに違和感あるのかもしれない。
個人的には頑張ってる姿が美しく見えない世界にしないといけないんじゃねーかなと思う。バリアフリーとか制度改革とか、複合的な方面で。頑張らなくても普通に生きていける世界。