突然だけど、私は敬老という概念にはかなり懐疑的です。
ちょっと前にネットで話題になった話がありますね。
お年寄りが幼児に「お年寄りには席を譲ろうと習わなかったのか?」と迫る
↓
その様子を見かねたOLがお年寄りに席を譲る
↓
幼児がそのお年寄りに「ありがとうって言うって習わなかった?」と迫る
という、なんとも気持ちの良いエピソードでした。
まあ正直、こういうことを往々にするのが一部のお年寄り。というかこれ「お年寄り」でくくるから可笑しくなる気はしますが。
そもそも年齢によって敬う理論は成り立たなくて、どの年齢の人間にも敬うに値する人間とそうじゃない人間とになっていく。完全な二極化ってことはないけど。年功序列は割とマジでやめた方がいいシステムだと思う。勘違いお年寄りが増えます。
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自分より全然年齢が下でも「おお、こいつすげえなあ〜」と思える人もいるし、逆に自分より一回り以上歳上なのに「なんだこの人」と思うような人もいる。
こんなもん当たり前っちゃ当たり前の話で、「それまでの人生の生き方」によってその人の人間レベルはかなり上下する。
つまり個人の問題であって、年齢に比例するわけではない。時間じゃなくて質に比例するやつ。
年齢を重ねただけで偉くなったように勘違いする人は少なからずいる。
で、実体験の限りではそう言う人に限って何も成していなかったりする。
「この人になら力を貸したい」ってやつと構造的には若干近い。
そう言う風に思えるような生き方をしてきた人は、多分老人になった時もそういう魅力を発しているだろうと思う。そしてそんな人には自然と周りも集まるだろう。
髭男爵の山田ルイ53世も同じようなことラジオで言ってましたけどね。
少なくとも「おい席を譲れ」というような人には誰も席なんて譲りたくねえと思いますよね。
ということで席を譲ってもらえるような人間であることを心がけようと思います。