木曜日なので毎週のルーティーンである刃牙道が待っているんですが……今日に関しては喧嘩稼業8巻の待望の発売日だからこちらが優先されるよねっていう。
表紙は櫻井。いやあ……個人的には喧嘩稼業というマンガの中でも櫻井が一番好きなので嬉しさもあるけど。あるけど……(連載追っかけてると試合の結果が分かっている)。
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一応刃牙さんの方のあらすじだけ書いておきます。
〜今週のあらすじ〜
リーダーが斬られたSTAT。混乱する部隊をまとめ、再度指揮を取り始めたナンバー2だったが、速攻斬られる。武蔵の両手には大小の刀が握られていた……二刀流の解禁である。
ということでこれまた特筆することもない刃牙道はこれくらいにして、喧嘩稼業8巻の感想行きましょうか。内容としては佐藤十兵衛VS佐川徳夫の後半と、入江文学VS櫻井裕章の入りまで。
こうやってまとまった形で読み返してみると、試合そのものより試合の後が面白い。
正確には試合の終盤、十兵衛が徳夫に答え合わせをするところから。
前試合の時にリングに仕込まれた毒。
その毒を徳夫に刺すために、十兵衛が積み重ねたロジック。
「喧嘩稼業」というマンガの醍醐味である伏線のお話がたっぷりで、7巻と合わせて読むとドチャクソ面白いです。
試合後はこれまた先へ向けての伏線であろうサイドストーリーがびっしり。
この辺の積み重ねの差が今の刃牙道との差かもしれないっす。
一転して入江文学VS櫻井裕章は、純粋なバトルになっていく。
8巻では試合開始くらいで終わってしまうけど、先を知っている者としてはすでに9巻が待ち遠しくて死にそう。
毎度思うけど、こんなに単行本買った後に何度も読み返して楽しむ漫画もなかなかないです、はい。
「ルールのない戦い」「戦う前から戦いが始まっている」
そんな文字通り「喧嘩」が詰まったマンガ。
間違いなく現在のマンガでもトップクラスに面白いんでオススメ。
- 作者: 木多康昭
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/04/06
- メディア: コミック
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