なんかもう、刃牙世界の人間がヤバいやつしかいない。
- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2017/04/07
- メディア: コミック
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〜今週のあらすじ〜
場所は徳川邸。阿部総理に「やりすぎだろ!」と詰め寄られる徳川翁は、「武蔵を殺すのか?」と尋ねる。完全武装の警察フルパワー宣言をする阿部に「死屍累々になるだけ」と答える徳川翁。
ヘリから捕捉されている武蔵は、敵の戦力に満足するやいなや駆け出す。装甲車の隙間を縫うように駆けた武蔵の姿を見失う警察の精鋭。背後に回られ、その気配も感じ取れないまま一人目が斬られた。
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いや〜、びっくりするほど展開に面白みがありません。そんな感じなので武蔵パートは特別触れることがない。
問題は徳川さんですな。
このジイさんいつの間にこんなに人の命を軽く考えるサイコパスになったんだ?烈海王が死んだ時に涙を流した人とは思えません。
警官2人がやられて「武蔵を殺すのか?」と聞き返すのはさすがに意味不明。宮本武蔵自身は戦国時代の生命倫理で生きているから仕方ないとしても、徳川さんは一体どうした。普通に考えてあなたが武蔵を止めないといけない立場だろうよっていう。
現代に蘇らせた責任を放棄し、武蔵が人命を奪っていく姿を楽しんですらいそうなこのジイさん。
「峻烈」は態度や行為が厳しいことを指す言葉のようだけど、今の僕としては徳川さんの現在の生命倫理感のヤバさが峻烈であります。