やる気についてのお話。
先日職場で「やる気があるね」って言われたんだけど、自分で言うと相当やる気はない。自分はやる気をエネルギーにしていろんなことに取り組んできた結果、やる気がなくなるとそのままやらなくなって終了するのが分かっているからです。
……つーかやる気があるように見えてるのか。
「念じるだけで人が殺せるのか!?」はリングの名言。貞子がいれば世界大戦にも勝てていたのではないか。
- 作者: 冨山真由,石田淳
- 出版社/メーカー: 永岡書店
- 発売日: 2015/12/16
- メディア: 単行本
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必要なのは「やる気」より「惰性」
仕事でもなんでもそうなんだけど、長く続けるために一番必要なのはマニュアル車でクラッチだけ踏んだままヌルヌル走り続けてる、みたいな状態だと思ってる。思ってるっつーか自分はそうだっていう話。
多分何度もブログで書いてるけど、「やる気」って大きく変動するエネルギーなわけでそんなもんで仕事してたら速攻やらなくなるよ。
一度動き出したら一定の速度で動き続けるみたいなシステム作りの方が大事だと思う。
やる気に関係なく続けられる状態作り
結局仕事でもなんでもここですよねっていう。やる気ビンビン丸で習い事始めた奴よりなんとなく始めた奴の方が長く続いたりするのと同じ理論。
「やる気ないけど、まあやるか」って思えるには普段からやる気に頼って行動しない必要性があると思う。
やらなきゃいけないのは「やる気を出す」ことより「やる気に関係なくやる習慣付け」とかそっちであって、やる気とか根性っていうのはミクロなポイントポイントで切り札的に使う力だと思ってる。ニトロですよニトロ。ナイトラス・オキサイド・システムです。
「やる気があるね」と褒められると「けっ」と思ってしまう
そんな考え方であるから「キミはやる気があってよろしい」などと言われると何を見てるんだろうと思ってしまったりする。もしおだてているなどではなく本当にやる気があると思われてるとしたら……なかなか怖い。
習慣化した惰性で回転する基本システムがある。
それだけでは足りない時に、一時的にバーストとして「やる気」だとか「根性」を使う。こいつらは長期的には保たないのだから、要所でだけ使う。