心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

若者の働く意欲について

先日ニュースを観ていたら、新入社員へのアンケートで「人よりも精力的に働きたいか」という質問にYESで答える人が減ってる、みたいなのをやっていた。

「自分の時間の方を大切にしたい」という理由が考えられる……みたいな分析してましたけどね。
まあそれは少なからずあるとは思うけど、「人よりも精力的に働いたところでリターンが見えてこない」そんな社会になってるんじゃねーのかって思うんすよ。むしろこっちじゃないの。

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そういや結婚したい人が減ってるって話もよく聞くけど、これだって「一人の方が楽だから」とかの理由で濁して逃げてるけど「結婚しても家族を養っていくのが難しいから」の方がリアリティを持って迫ってくるだろうっていう。
子供が産まれても育て切るだけの社会的経済的予測が立てられない、そんな社会になっちゃってるんじゃないのっていう。

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

昭和史読んでると、今も昔も変わらねえなって思ってしまうんですね。近衛文麿とか為政者としてはかなり酷い。
総じて自分たちがやったことの責任を認めない傾向がある。


これ以上進むと脱線するからやめるけど、なぜかメディアでは「若者の考え方の変化」だけで話を進めているように見える。
端的に言うと若者にとって「今の日本が精力的に働きたい国じゃない」なのではないかなあと思うんだけど。