どうもここのところ何故か何箇所からか極論的なのが聞こえてくるので思ったことを。まあそれらは自分とは直接関係ないけど、見えたり聞こえたりすると気になるんでね。
- 作者: 宮本武蔵,大倉隆二
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2012/10/04
- メディア: 文庫
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長い刀にこだわるのは悪いし、だからと言って短い刀にこだわるのもまた間違っている。
一つの構えが絶対ではなく、相手に合わせて適宜勝てる動きで変化する。
こういう柔軟な姿勢、物事を白か黒かで割り切りたくて仕方がない人にはどこかムズムズしそう。
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言ってみれば世の中なんてもう98%くらいグレーゾーンで出来てると思うんですよ。絶対なのは「絶対なんてない」ってことくらいじゃないの?
武蔵さんが言っていたこととは違うけど、どんなことにだってまず必ずと言って良いほど良い面と悪い面がある。
良い面だけ見たり、悪い面だけ見てればそりゃ歪む。
人間が最たるものですわな。
光と闇のどちらかだけを見て断じるのは物事の50%だけしか見てないし、そのどちらも見た上で「光だ!」「闇だ!」ってのは知ってるのに50%を無視する行為であってですね、何言いたいのか分からなくなってきた。
ラーメンは美味いけど(基本的に)身体に良いとは言えない。そういう感じ。
ラーメンとは光であり、同時に闇なのだ。
アフラ・マズダにしてアーリマンということだ。