心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

真田丸 第2回「決断」感想

昨年の「花燃ゆ」からの反動もあって、すげー面白かった第1回。
タイトル「決断」から予想できるのは、真田昌幸による「オレ達は大名として独立するぜ!!」の決断だが……どうか。

平和な幼少期がないなかなかハードな始まりとなった今年の大河は、「真田一族の運命」を描くには相応しいスタートとも思える。
何より真田信繁に平安なんてなかったですしね。

戦国の名門・武田が滅びる時に真田の本当の戦いが始まる。


ミルクシーフードヌードル粉チーズカスタムとともにスタートです。

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始まりにさっくり前回までのあらすじが入るのは今年のスタイルとして定着するのかな。
ともかく真田逃避行、兄・信幸の判断によって軽井沢一泊が決まった時に野党の襲撃!
母上様のお着物をくれてやってなんとか脱出だ。まだ信繁は若い。人を殺めることにためらいありだ。

一方岩殿城の甘さ、そして小山田信茂への疑問からあっさりと小山田の裏切りを導き出す草刈正雄。今年は草刈正雄無双……いや真田昌幸無双。

母上がいじられキャラになってますね。
農民に化けることで無事に逃げ切れるか……と思いきや、小山田家臣団と合流。やっぱり信繁が怪しんでいるぞ。


追い詰められた武田勝頼。織田軍・滝川一益の進軍によりフィニッシュ。
親父・信玄の霊が突如登場だ!!範馬雄一郎的な。
黙して語らぬ父の前で切腹。37歳か……。


一方クルミを握り割る真田昌幸の前にも、武田信玄が現れていた。
武田の滅亡を知らせる、虫のしらせのようなものだったのかな。


徳川家康新府城廃墟に参上!
「武田が滅びたけど全然嬉しくねえ!」だそうです。
今年の家康は「家臣たちの力を借りるキャラ」をコミカルタッチ強めで描いていく感じか。いいですよこれは。史料とか伝承に忠実だと思う。


小山田カウンターに追い詰められた真田兄弟を助けに来たのは父上ッ!!
「迎えに参ったぞ!!」
父上が到着して覚悟が決まった信繁も華麗に敵を斬り捨てる!
というかやっぱり真田昌幸イケメンすぎるやろ……。今年の大河は「真田昌幸」だよ。


徳川チーム。
本多正信は腹に一物抱えてそう。石川数正と仲悪いのか?
穴山梅雪は徳川に裏切ってくれたおかげで武田が滅びたけど、そんな人間自体は家康的に好ましくないわけね。
ちなみにこんなこと言ってる石川数正も後年秀吉に裏切ります。うーん戦国。


穴山梅雪あたりは調略において裏切った。
小山田信茂はただ自身の保身によって裏切った。確かにこの差はデカい。
「貴様は娼婦だな。生まれついてのゲスだよ、ローゼンクランツ。」を思い出す。
さよなら、小山田信茂……。


武田は終わったが、真田はまだ終わってない。
やっぱり今回決断するのは父・昌幸だぞ。
「オレに非はないけど武田は滅んじゃったしなあ……」
織田とは今戦っても絶対勝てねえ。
つまり……協力が必要。
上杉と組むか、北条と組むか。そしてマジで北条と文は通じてたっていう。
「大事なことをクジで決めるんすか!?」
「大事なことだからクジで決めるんすよ!!」
そしてクジで決めようとしたら
「本当にクジで決めていいのかなあ……」
昌幸萌えキャラかよ。

上杉でも北条でも、組んだところで織田の恐怖から逃れられない。
だから「織田と組むッ!!」
ここから面白くなるぜ!!


第3回は「策略」。
まだ織田信長は出てこないのか……?