心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

刃牙道 第53話「武器術」感想

手裏剣がまるで通用しない……烈海王の次の攻め手やいかに?


今週の刃牙道は感想書く側としては結構難しい。何故なら半分くらい前回の回想シーンだからです。

漫画や映画など、フィクションの中でしか見たことのなかった手裏剣。
容易くフライパン程度は貫くそれを、人体に向かって全力で投げまくる光景。
そして同時にそれを、苦もなくかわし、掴み、ついには両断する武蔵。

観客達は沸き立つこともできず、静かに手に汗を握る……しかできなかった。

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しかしここに至り、観客たちもこの宮本武蔵はホンモノであると認識します。そりゃそうだ。こんだけの技術を持ち、命を奪おうって代物も造作もなく受け切るのは相当の手練れです。……まあイコール武蔵ってのも安直だが。

そして納刀しちまう武蔵。抜刀でケリをつけるんですかね?


烈海王、上着を脱ぐッ!
ズボンを脱ぐ時は跳び上がる(愚地独歩)。
タキシードを脱ぐ時は背中を筋力で破り、抜け殻のようにして跳び上がる(ビスケット・オリバ)。
そして烈は身体を一気に沈め、ズボンやタキシードと逆の要領で脱いだ!!

刃牙ワールドにおいて衣服を脱ぐという行為は居合のそれに似る。
「身体から服を脱ぐ」のではなく
「服から身体を脱ぐ」
衣服の中で既に加速は完了しているのだ。


烈の次なる武器は脱ぎ去った衣服だ!
ヌンチャクのように振り回し、そのまま地面の砂を武蔵を方へと飛ばした。
もちろん地下闘技場の砂は選手たちの爪や歯がたっぷりだ。
さすがの武蔵もこれは避けきれず、当たったらしい……というところで次回へ。


烈さんの第二の攻撃はまさかの環境利用闘法。ガイアを読んでこいよ。まるでショットガンだぞ。
武器術とはいかなるものも武器に変えられる技量のことでしょうか。身につけていた衣服、地面の砂、そういったものを殺傷の道具に転化する知識と経験と創意工夫。
またも遠隔攻撃を選択した烈。武蔵に近付くことを恐れているのか。


そんなことより今週のプレゼントが濃厚すぎてヤバイです。
愚地独歩です……」Tシャツと「俺が守護らねばならぬ」Tシャツ。
50過ぎたオッサンのドヤ顔プリントされたTシャツで2択という太い選択肢だ。

というかこの2つをチョイスしたあたり、編集もネタにされてることはきっちり理解してるな。