おや?
本部さんと徳川公の会話が続く流れ。今週は本部がかつて放った「守護る」の真意が明らかにッ!
- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2015/01/08
- メディア: コミック
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突然徳川公を罵倒し始める本部。
宮本武蔵という男に対しての目は確かだったが、烈海王という人物を理解していなかった。
そう、烈さんは相手がベストコンディション(武蔵の場合は武器装備)じゃないと納得できないバトルジャンキーだったのです。
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それは外から見れば確かにカッコいいことだし、徳川さんはじめ周囲の格闘士もきっと烈海王らしさとして受け止めている部分。ピクルに脚喰われた後の病院で刃牙くんもそういうところに感銘受けてたしな。
ただこれ、武術家としては完全にエラーであるわけです。本質は「どんな手を使っても勝つこと」。
なんだか愚地独歩を思い出す。アライJr.に「ベストコンディションなんて望むべくもねぇ……それがこっちの世界だぜ」と言って怪我人のアライJr.をさらにボコボコにしたのはいい思い出です……が、そんな独歩ちゃんも武蔵に思いっきり負けたという事実。
ともあれそんな話が本部から出てくるあたり、腐っても武術家・本部だなあ。
そして極め付け。
宮本武蔵が剣だけなわけがない。当時の武術家は槍、薙刀、果ては馬まで武器全般に長ける。
現役で同じだけの武器を扱えるのは私だけ。それは勇次郎でさえも至らぬ領域。
故に私が守護らなければならない!!
……ん?どうした本部。武器があれば著しく強くなるのは認めるが、それでも素手の烈海王にすら届かないと思うぞ。そもそもあなたにとって最強の装備は「公園」であって、それはもはや術ではないんじゃ……。
場面は変わって烈海王氏。
背中には中華刀。身体には手裏剣をびっしりと装備しております。
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つーか木人欲しいですね。ブルース・リーやジェット・リー、ジャッキー・チェンや最近ならドニー・イェン。彼らに一度でもハマった漢なら一度は憧れるのが木人。
久しぶりの武器術であるはずなのに、そのキレは以前より増している様子。
それを見ていたのは「中国武術そのもの」こと郭海皇……!
これは愚地克己が真マッハ突きを編み出す時と似ている展開。
空手の501年目は中国武術の4001年目とごっちゃになってわけ分からなくなりましたが、今回は純粋な4001年が刻まれるのか。
……郭海皇が武蔵と闘えばいいんじゃないかな。範馬勇次郎とそれなりに闘えるレベルの人ですし、中国武術そのものならば歴史でいうと4000年。武蔵の武術よりもはるかに長い。
というかね、闘う郭海皇がまた見たいんです俺はッッッ!!