先日、おもむろに塩竈へ行ってきた。初詣以来2回目である。
塩竈といえば塩竈神社であり、当然こちらをメインに行ってきたわけで、神社については別の記事で書こうと思うので、今回は塩竈のグルメ事情について少々。
塩竈には「ラーメン御三家」と言われる、塩竈でラーメンといったらここや!!とされる飲食店が3店舗あり、それらを合わせて「御三家」と呼ばれるのである。
そもそもが海の見える街であり海産物に目が行きがちな塩竈ではあるが、ラーメンを供するお店もかなり多い。
ラーメン大好き!塩竈人
こちらのページが詳しいので、ぜひ一度読んでみていただきたい。
さて、この日は塩竈神社、そして隣り合っている志和彦神社を参拝。そのあと御釜神社でも手を合わせたところで丁度お店の開店時間、11時。
本塩釜駅と塩竈神社とをつなぐ、大通りのすぐわきに目立つその店はある。
おそらく塩竈でも特に有名な老舗ラーメン屋ではないだろうか。
来々軒 - 本塩釜/ラーメン [食べログ]
来々軒
である。
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「塩竈ラーメン」について調べてみると、やはり魚のダシがベースのすっきり系醤油ラーメンというのが基本的な定義だろうか。
いわゆる中華そば、である。
開店直後に入ったにも関わらず、店内の席は7割ほどが埋まっていた。すごい人気である。
メニューは研ぎ澄まされたもの。
中華そば、そしてその中華そばの派生であるモヤシそば、チャーシューメン。他にはタンメンとチャーハンといった程度。
そしてどれもこれもお手頃な値段なのがまたうれしい。
チャーハンも美味しいという話を聞いていたのだが、丁度わたしが入店した際に他のお客さんのもとに運ばれた量を見て泣く泣く断念。これはラーメンと一緒に食べたら厳しいこと請け合い。
代わりに中華そばを大盛りでオーダーした。
うーん、これは安心するフォルム。
しっかりしてる系のチャーシュー。昨今は柔らかいチャーシューが主流かもしれないが、わたしはこういった歯ごたえのある締まったボディのチャーシューも好きなのだ。
メンマ、ネギ。この極まった究極状態のTHE・中華そば。
スープは節の香りと鶏の旨みの合わさった優しい味。細めの麺も心地よい。
大盛りだったが、あっという間に食べてしまった。
あっという間にお客さんで満席になり、それでもなお来店は止まらずに店内に立ったまま待つお客さんが続々。
美味しいスープだったので飲み干してしまいたい勢いではあったが、待っているお客さんがいるのならさっくりとお店を出るのが一人メシの流儀。

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ラーメン御三家、まだ二つ残っている。
塩竈にはまた行くことになりそうだ。