知っている!!
我々はこのまなざしを知っている!!
どこか懐かしい始まりを告げた今回の「孤独のグルメ」。
そう、第一話も降り出した雨から避けるように、ゴローちゃんは飯屋を探して商店街を駆けたものだった。
とはいえ今回は穏やかなゴロー。
「んー 腹も減ってきたし
高架下探してみるか」
ということで、高架下の飲食店を物色することにしたようだ。
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居酒屋的な店が多いということで、店を決めかねるゴロー氏(彼はお酒が飲めないのである)。
結局高架下を抜けてしまい、さらに雨は強まる・・・。
この感じは本当に第一話を彷彿とさせる。
新橋へ続くガード下連絡通路を見つけ、ゴローちゃんの脳裏に「新橋駅近くのうまいナポリタンの店」が閃きました。
!
‹無双三段›
的な。アンリミテッド・サガやりたくなってきた。
すっかり頭の中はナポリタン。
新橋へ
ガード下ゆき
ナポリタン
まさかの俳句!
新橋や
傘の忘れし
ナポリタン
もう一句!!
さびれたガード下、何気なく覗いたお店は韓国料理屋。
「ナポリタンならいつでも食べられる」
ゴローちゃん、韓国料理で勝負に出るようです。
勝負に出ると言いながら、手堅い冷麺に小さな勝負のチャーシュー丼。
「あら 寒いのに冷麺」
と店員さんに突っ込まれるゴロー(作品の中ではまだ冬)。
いいじゃん!冬でも冷麺食べたくなる時あるよね!!私は井之頭氏を支持します。
冷麺はというと
「麺も硬すぎず細くて」
スープが主役というこの冷麺のスープは
「たしかにウマイ」
とのこと。
チャーシュー丼は、生卵をかけてつぶしてかき混ぜて・・・
「わおお」
びっくりした!ページめくったらこの表情びっくりした!
読んでるこちらが「わおお」である。
チャーシュー丼が予想以上にウマかったようで、おもわず「わおお」が出た様子。
韓国スムニダ!!
名言頂きました。我々孤独のグルマーも、濃すぎず辛すぎない韓国料理に出会えたら使いましょう。
ナポリタン
新橋遠く
なりにけり
良い韓国スムニダに出会い、俳句のキレも少し良くなったようで。
なんと次週の「SPA!」にも掲載。二週連続で孤独のグルメが楽しめるとは、これは幸福スムニダ。
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