心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

「戦国無双4」ファーストインプレッション感想

結局買っちゃった感じの「戦国無双4」。

早速ストーリーモードとも言える無双演武「織田の章」だけクリアまでプレイしてみた。


新しくなったアクションによって爽快感はグッとアップしていて、これは面白いんじゃないでしょうか。
ストーリーモードも「織田信長の章」といった個人個人ではなくなったのだが、その分何かとデメリットを薄くするシステムは搭載されていてこれまたいい感じ。



システム面の変化

パートナーキャラの登場。

これはメインで操作するキャラクターの他にもう一人選ぶシステムなのだが、もう早い話が2キャラで遊べますよーっていうもの。
セレクトボタンを押せば基本的にいつでも操作キャラを交代できる。そして操作していない方には「敵武将を探して倒せ」とか「自分についてこい」とか指示を出しておけるわけだ。

難易度が高いマップだと、広すぎて離れた位置に登場する2武将を倒せ、のようなミッションがまず間に合わなくなってくる。
ここでこのパートナーキャラの切り替えが大事になってきそうだ。

道具の持ち込みが可能になったこと。

あらかじめ装備を整える画面で、各種消耗品をいくつか持っていける(初期値は3つ、武将のレベルが上がると増えていく)。
回復アイテムである団子や防御が一定時間2倍になるものを持ち込んで生存率を高めるもよし、攻撃力アップや無双ゲージ回復などを持っていって短期決戦をするもよし。

代わりにフィールド上での回復アイテムなどが減っているような気がするので、お団子一個は持って行くのがマイブーム。


戦闘アクションの変更点

無双4の華とも言える、神速アクションの登場。


これまでは何もキャンセルせずに△を押すと、いわゆる「チャージ1攻撃」が出ていたのだが、今作から△は「神速攻撃」の始動となった。

神速は鋭く前方に突っ込みながら攻撃を加えるアクションで、ワラワラとまとまった敵の群れにこれで突撃をかけると非常に爽快。

複数回連続で繰り出すことができ、さらにそれぞれの攻撃から□で神速フィニッシュにキャンセルできる。
信長ならば単純に斬り払うものから、宙に浮きながら踊るように3連斬りを放つもの、少し浮き上がって地面に波動弾を撃ち込み、衝撃波を出すものといった具合だ。


△△△△□、といった感じで、少し離れた間合いから神速攻撃自体の移動を利しつつ敵の中心に潜り込むような使い方もできる。


通常攻撃である□始動の技は未だに健在で、これまでのキャンセルチャージ攻撃と神速攻撃のバリエーションが新しい無双を作り出した。それがこちら。

攻撃相性という概念の登場

普通の兵士には神速攻撃は極めて有効。
代わりに神速攻撃は武将には弾き返されてしまう。

一方で武将にはチャージ攻撃がよく通る。


三すくみ……とはまた違うのだが、相手によって攻撃を上手く使い分ける楽しみが出てきた。これまでのように範囲も広いしやたら強いチャージ持ってるから、このキャラ同じチャージ攻撃撃つだけでいいわ〜という時代が終わったのだ。

神速攻撃で兵士の群れをなぎ払いつつゲージを回収し、武将にはチャージと無双奥義で挑む。

とにかく神速攻撃の速度感と爽快感が、無双シリーズの名に相応しいバッサリ感。……バッサリ感は鬼武者だった。

面白いですわ〜ほんと。

覚醒

前作3にもあった影技ゲージは健在。5つ溜まり、攻撃中やダメージを受けている時に×を押すことで1つ消費してモーションをキャンセルしながら突進したり、反撃したりできる。

今作では5つ溜まっている状態でR3を押し込むと「覚醒」するようになった。
覚醒中は時間経過で影技ゲージがなくなっていき、なくなるまでの間全ステータスが強化される。さらに無双奥義も強化され、攻撃力も範囲も恐ろしく強くなるのである。その辺の武将なら一撃で葬れるくらいだ。すげえ。

この覚醒、上手く使うのが大事で、武将戦以外にも移動に活用できたりする。

神速攻撃〜影技キャンセル〜神速攻撃〜
のループは、敵兵がいる限りは移動手段として最速に近い。
本当に急いでいる場面では、覚醒した状態のモーション高速化中に神速影技ループによって凄まじい距離を一気に詰めることが出来るわけだ。
まるで縮地である。


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縮地といえば瀬田宗次郎である。



いい武器を手に入れる楽しみは相変わらずで、無双らしい爽快感をもたらした神速攻撃の導入と同時に、敵によっては神速攻撃が効かないというバランスが飽きにくい構造になっている。
勝家使って△連打する日々はおしまいですね。


とにかく遊んでて「気持ちがいい」仕上がり。
なんかゲームしたいけどなんかねえかなー、そんな方こそいいんじゃないかなという「戦国無双4」です。