心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

「軍師官兵衛」 第17回感想

第17回「見捨てられた城」の感想です。


「上月城は見捨てよ」
信長の非情なる一言により、完全孤立が決まった上月城と、それにこもる尼子の軍700。
確かに700を助けるために5万と戦うことに利益は皆無。
人垂らしの秀吉も、さすがに信長様は懐柔できず。



尼子魂炸裂!!

官兵衛辛い……。
援軍呼べなかったのに感謝されるとは。山中鹿之介がもう……。開幕泣きそうになるわ。


荒木村重が荒んで荒んでひどい。


今回の序盤は山中鹿之介回って感じ。
しかし死ぬシーンを随分あっさり描くね。



狙い通り、「織田への信頼」が揺らぎ始めた播磨。
小寺の殿様に告げ口が……とはいえ、小寺の殿様は微妙に肝が座っている。珍しく強い決意で「織田につくと決めたのじゃ!」だそうで。


小寺の奥方といい半兵衛といい、死にそうな人が増えてきました。



官兵衛、竹中半兵衛に全部見切られてる!!
「情に溺れ、泣き言を言っているだけでは鹿之介殿は報われない。」
マジ半兵衛が先生やな。半兵衛カッコよすぎる……これは男でも惚れる軍師っぷり。



荒木村重の精神状態がぁー。
明智光秀とこうして語り合っているのを見ると、裏切る者達の語り合いは含みがあるというか。


宇喜多直家登場ッ!!
自分の命すら調略に使うとは。これだけ宇喜多がフォーカスされるドラマは始めて観てるな。宇喜多直家好きにはたまらん。


戦うのかと思ってたけど、櫛橋の野郎はあっさり切腹エンド。ここはもっと盛り上げるところじゃないんですかね、ドラマ的には。


宇喜多直家は結果的に織田に有利な動きをしてくれている。利用しましょう、官兵衛殿。

これさあ、一番辛いのは秀吉だと思うんですよね。
官兵衛よりも人情家であるわけで、この「上月城を見捨てる」という一件で官兵衛以上に秀吉が覚悟を決めた感じですね。


ヤベェ……荒木村重ヤベェぞ……!裏切るぞもうすぐ……!!


一話で尼子、鹿之介、櫛橋、小寺の奥方とバシバシ死にましたな。


次回「裏切る理由」。
これは面白くなりそうだ。