長い記事ばっかり書いてもアレなので、サクッと寝る前に書いてみる。
あなたは小さな会社の経営者。
仕事帰りの飲み屋で知り合った若者が一人。
初対面なのにやたらと話が合い、趣味も似通っていて、それどころか人生観みたいなものすらそっくり。
そこであなたは言うのだ。
「俺と一緒に働かないか?」と。
相手の若者もちょうど職を探していたところで、「是非お願いします!」と。
考え方も同じ者同士、同じ方向を向いて頑張っていける。
とか思ったら大間違いだと思う。
こんなもん出会って数ヶ月で結婚して失敗するカップルと同じだ。
あまり似通った人間たちが集まったグループというのは、表面上は仲良しに見えるのだが裏ではむしろ真っ黒なのではないか、というのが個人的見解。
反動…とは少し違うがお互いの悪いところも似ているわけで、ただの友人ならば良いのだが「仕事」という付き合いになると、自分自身の嫌いなところ、直したいイライラするところが鏡のように見えてくるから、それはもう「なんやねんコイツ」って言うのが湧き出す。
そもそも似たような奴だけ集まったって、似たような発想しかしないんだから考えの幅が狭くって仕方がないのだ。
表面上は相性悪そうな、そんな奴らの集まりが本来はいい。
互いが違うものを持っているから、こと「仕事」に関してはたくさんの考え方が生み出される。
仲良しごっこしたいなら、ただ話の合うような人間たちを集めて戯れてればいい。
本心で出てくる「コイツ自分の悪いところ見てるみたいでイラつくわー」を我慢してりゃいい(その瞬間は自分にもその要素があることには気付いてないからタチが悪いのだが)。
でも本当の人間関係って、自分の持ってないものを持っている人と、ちょっと噛み合わせるのに疲れるところに思い切って踏み込むことからなんじゃないですかね。
とりあえず寝る。
そのうち追記かなんかを。