心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

城攻めに学ぶ、人生の壁の乗り越え方

こんばんは、一歩でございます!

今日は戦国時代好きにして哲学っ子でもある私が、朝歩きながらふと組み合わさった二つの物事から何かを導き出すという、またよく分からないことに挑みます。

その二つというのは「城攻め」と「人生」。生きていると、必ず何か壁にぶつかりますよね。受験とかいい例でしょうか。
根性でなんとか乗り越えるのだけが方法じゃない!
戦国時代の攻城戦を人生の壁にみたてて、城に挑んでいる風から人生に挑みます!

・力攻め
無理やりハシゴかけたりして、強引に力で攻める方法。これがいわゆる皆さんが思う「人生の壁を越える」の基本形ではないでしょうか。でも辛いよね?苦しいよね?疲れます、身体も心も。
もっと広い視野で見てみましょう。くだらんプライドは捨てて、頭を使うんだぜ。

・兵糧攻め
城の周囲を包囲して食糧供給を断ち、じっくり攻めていく作戦。弱ったところを力攻めでもいいし、相手の降伏を調略したりと幅は広い。
人生においても「適切なタイミング」というものがあります。その時がこなければ始まらないことだってたくさんあるんです。
その時までに有利な状況を整え、機を捉えて一気に攻め込む。人生も同じで、時間をかけてゆっくり乗り越える準備をしてもいいんじゃない?

・土竜(もぐら)攻め
文字通りモグラのように、穴を掘って新たな道を作り出し城に攻め込む戦法。
目の前の壁が険しいなら、違うルートを探してみればいいじゃない。何も与えられた道をそのまま歩く必要はないのだから。
その与えられた道は、与えた人間にとっての楽な道に過ぎない。楽に壁を乗り越える道を自分で作ってしまおう。

・堀を埋める
大阪冬の陣の後、家康がおもむろに大阪城の内堀まで埋めちまった話は有名です。おかげで大阪城の防備はスカスカになり、翌年落城します。
人生の壁そのものが高すぎはしませんか?目標が高すぎると、モチベーションも継続しづらく失敗しがちと言えます。
一度目の前の壁の高さを確認しましょう。そして高すぎると思ったら、家康が堀を埋めて楽にしたように、壁の高さを低くして登ってみましょう。
その壁を越えた場所からならば、始めの高い壁も低く感じるかもしれません。

・調略
忍者を使ったスパイ活動や、使者を送って和睦や降伏などを行い、戦闘以外での攻略。
そう、別に自分一人で頑張る必要はないのです。忍者は既に城の中を知っている。そういうこと。
壁を越えた人が知り合いにいるのなら、その人の力を借りたらいい。その人にアドバイスをもらい、その人に腕を引っ張ってもらえばいい。
協力者を増やしていけば、目の前の壁は容易に突破できるでしょう。


いかがでしたか?少しはお役に立てたでしょうか。
ただ努力するのではなく、努力のやり方を考えること。
道筋や方法を変えるだけで、グッと楽になることが往々にしてありますよ。

努力するまえに一旦考える。
努力の前に一時停止。しっかりルートを確認。
間違った努力ほど、無駄なことはありません。