心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

「ニーアレプリカント」を考える・その1

「何か大切なモノを……もらった気がするんだ。とても大切な、何かを……」

ニーアレプリカントです。
あ、こんばんは。一歩です。このゲームからは自分も「何か大切なモノ」をもらいました。

天下のスーパー鬱アクションRPGニーアレプリカントをテーマに色々と考察してみます。設定が緻密な作品なので、かなり楽しいですよー。結構ネタバレしますのでご容赦下さい。

物語の舞台は西暦3465年の東京。
東京と言っても文明はほぼ失われ、畑で作物育てたり野生の羊を狩りしたりして、人々は暮らしています。
村や街を出るとマモノと呼ばれる黒いうにゃうにゃがいて、人間に襲い掛かるのでなかなか大変な時代です。

こんなのが襲ってくる

簡単に話をまとめると、妹大好きな主人公ニーアがマモノにさらわれた妹のヨナを助けるために頑張るお話。


……なんですが。
そもそもなんでこんな世界になったかというのがかなり重要で、2003年から東京・新宿において奇病が流行りだしたからなのです。
全身が白く塩になってしまう「白塩化症候群」。致死率100%。しかも感染者の一部は凶暴化して危ない!1年足らずで新宿は死者と凶暴化した人で溢れかえり、街としての機能を失います。

新宿封鎖計画とか色々日本政府も頑張るものの止められず、自衛隊の武力行使などもありながら、やがて本州全土が戦場に。
アメリカとの話し合いの結果、ついに新宿への核攻撃が行われます。

これがまずかった。ウイルス的なモノは広がってしまい、ついに世界中で悲劇が始まります。

どうしようもなくなった人類が考え出したのが「ゲシュタルト計画」。
人の魂を抜き出し保存する「ゲシュタルト化」の技術によって精神を保存し、白塩化症候群が沈静化した時にコピーである肉体「レプリカント」に魂を戻そうという、壮大な計画だったのです……。


長くなりますね、これ。
続きは次回、ということで。

むしろこういう世界観が好きな方は、設定資料集だけでニヤニヤできます。