心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

定例会議に意味を持たせるために

月一とか週一とか、まあそういう感じで「定例会議」「定例ミーティング」みたいなことをしている職場は結構あると思う。

これ、先に結論から言うと会議を開く人間がかなりしっかりしていない場合、
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だ。これは経験から断言できる。データの共有をするのではなくて、問題解決を目的とした会議の場合ね。

定例会議を開いている皆様。
人の集めて改まって話し合うその「意味」、ちゃんと考えておりますでしょうか。



まず「会議」ってのは、人を集めて改まって話しないと解決しないような問題が発生したから行うもの、だと思う。
だから、定例会議というものは特にそのレベルでの問題がないのに時間と人員を消費する可能性がある。


定例会議を開く人間が、ちゃんと毎月その議題を用意していればいい、というか、本当は用意していないといけないはずだ。
だから最悪なのは「○月○日に会議します」だけ言って、当日は「じゃあ皆さんから何かありますか?」で始まる会議だ。

これは会議とは言わないでしょう。仮にこの会議風の集まりによって出てきたものが、本来の「会議」においての議題である。
一歩ズレてるのだ。これは普段の仕事中や飲み会などの中で、上に立つ人間がしれーっと集めておくべき情報だ。それが出来てないってことは、なんというか、そもそも意識が低いっていうか…。

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全体を客観的に見れていなければ問題点は見えてこないし、そりゃDIO様も上司に対して懐疑的になってしまうし、そんな中行われる定例会議ってのは「この定例会議って意味なくね?」と思われても仕方が無い。


データ共有のための会議は問題ないんですよ。そういう定例会議ならやった方がいい。代わりに割く時間は本当に最低限にしなければいけない。それぞれが仕事を抱えているのだから。


で、問題解決を目的とした「定例会議」を行なおうとしている方、あるいは行わせようとしている方。
事前に議題を用意できないのは無責任だと思います。
地図のない会議では何も先には進みませんよ。

毎月だらだらと会議してたら、会議じゃなくてゆるーいお茶会に成り下がる。ただでさえ日本人は意見を言わないんだから。


本気で定例会議したいなら、会議の本質ってやつを忘れてはいけないのさ。
あと定例会議するってことの責任とか開く側の本当の大変さとかから逃げないで欲しい。この辺を他の人間に投げるタイプが一番気に入らない。