心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

家庭の医学をリアルタイムで観てる人すげえと思う

結構前に放送していた「たけしの家庭の医学」。
録画しているものもなく、特に観るものもなかったのでリアルタイムでこの番組を観はじめたわけです。

オールカラー版 家庭の医学

オールカラー版 家庭の医学

内容は原因不明の喉の渇きに悩む男性の、その病名が明らかになるまで。
はじめは更年期障害膠原病などが疑われ、処方された薬などを飲んでも治らずに悪化し、やがて1日に10リットルも水を飲むようになった男性。
結局すげえお医者さんによって脳に原因があることが判明し、ようやく改善した……って話を2時間かけてやってたんですけど。

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正直半分以上の時間「早く本当の病名教えてくれよ!」と思いながら観てたんですよ。
むしろわざわざ物語仕立てでやたら丁寧に経緯を描いていって(再度奥さんと病院へ行った……とかいる?)、病名明らかになったのが番組終了10分前くらい。現在は薬を服用することで症状が改善している、で終わり。


家庭の医学好きで観てる人には申し訳ないんですが、この作りだと番組の中身なさ過ぎませんか?
今回の場合なら「異常に喉が渇く」「皮膚が乾燥する」「尿が透明」とかの、具体的にどんな症状があるのかを明確にビシッと示してもらい、「そんな症状に当てはまる人はこの病気かもしれない」とかの方が。これらを1時間オーバーのドラマの中でちょっとずつ提示していくの要る?
個人的には、この病気にかかった人が医者から処方された薬を服用するとか以外の「家庭で気をつけるべきこと」とかにフォーカスして欲しかったんですがね。それが「家庭の医学」なのでは?


とはいえ「早く病名言えや!」と思いながらCM何度も跨ぎ、結局病名が気になるというただ一点において番組を最後まで観てしまったあたりまんまと番組の構造に乗せられてもいる、そんな自分。
典型的な「引っ張る」にやられた格好ですな。