心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

あいちトリエンナーレについて思ったこと

慰安婦像や、昭和天皇の写真を燃やすものを作品としたものなどを「表現の不自由展・その後」とのタイトルで展示した「あいちトリエンナーレ」が抗議続出して開始から3日で中止になったそうです。
慰安婦像はまだしも、天皇の写真の方はさすがにダメかなあと。

表現の自由―その公共性ともろさについて

表現の自由―その公共性ともろさについて

とはいえ個人的には展示しているもの自体に問題があるのではないと思うんですよ。テーマである「表現の不自由」に沿って、色んな理由で今まで展示されることがなかったものとしてはね。

問題はそうやって展示しているものの選択に、えげつないくらい思想の偏りがあることでして。

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語弊たっぷりな上ですげえ簡単に言うと、少なくともネットで見た限りの情報では日本をディスる系の展示物に偏ってんですよ。

「表現の不自由」と言うテーマのもと表現の自由をメッセージとして発信するならば、偏っている時点で自由でもなんでもない。選んでるやんけ。主催側の思想で選択したら自由とは違うやんけ、と。
正しくこの企画展の内容に沿うならば、逆側の思想に立脚したものも同様に展示していないとおかしいんですよ。それなら文句ないです。


ということで結局は芸術や表現という言葉を利用して、自身の反日思想を表しただけになっているから問題。もう芸術ではないと思う。むしろ芸術に失礼よ。
やりたいなら「反日思想の自由展」とかにして、日本国の公的資金を使わずに自費でやればいいんですよ。少なくとも反日思想を日本の金でやるなや。


よくある「表現の自由」を、そのまま何を表現してもいいと勘違いしている案件じゃないかな?
加えて炎上させることをプラスだと考えている、しょうもないYouTuberやネットユーザーの思考回路が加味され、それが公的資金で行われたというコンボですかね。

なので「企画自体を中止にしろ!」ではなく、「展示物を思想的な偏りのないように選択し直した上で再度行え!」が正しい批判なんじゃないかと思います。


しかし今回の芸術監督?の津田大介って人ですが、別に芸術に明るいわけでもなんでもないみたいだし、何故この人が芸術監督になってんのかがそもそも分からない。