心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

天津飯の真実

齢30に至り、積極的選択として天津飯を注文することが増えてきている。

若い頃は問答無用でチャーハンとかにばかり行って、天津飯さんの優しい美味しさに気が付かなかったんだね。

ノーマルな白米を包む玉子のカーテンと、さらにそれを包む餡かけ。この全てを包み込む包容力、お前はブッダかよっていう。
王将だと甘酢以外の餡の選択肢もあるのがいいよな。実質3種類の天津飯から選べるようなもんだぜ?

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そんな天津飯
由来を知りたいなと思ってWikipediaさんを読んでちょっと驚愕。

天津飯(てんしんはん)は、日本独特の中華風料理である。中華人民共和国天津市のみならず、中国大陸には相当する中華料理がない。

天津飯 - Wikipedia

天津飯、厳密には中華料理ではなかった……!
日本で独自に発達した洋食みたいなジャンルに当たるんですかね。中華版のトンカツみたいな生まれ方というか。
よく考えてみると、白米が日本で食べられているジャポニカ米だからこそ成立したのかもしれないですな。雑に言ってしまえば白飯にかに玉を乗せたものに近いわけで、あくまで土台に日本のコメ文化ありきで天津飯が生まれたのかもしれない。


しかし何故「天津」飯なんだろうな。天津市は関係ないみたいだし。
天津市の卵料理に近いものがあるのか、日本で発祥した時の関係者に天津出身の料理人さんでもいたのか……。