政府批判・総理批判は自由だからいいんですけど……

Twitterを利用していると政府や安倍総理に対する批判をする人のツイートに触れる機会が多い。
有識者・表現者方々でもかなり現政府に不満を持っている人も多いので、そういう方をフォローしているとその方がフォローしている人のツイートもたまに入ってくるんだよね。

論理的思考の技法〈2〉三段論法と誤謬

そんな中で自分がフォローしてないけど定期的にツイートが流れてくる人が出てくる。
自分も個人的には現政権に疑問を持っているので「お、斬れ味鋭いねえ」という感じで若干好意的に読んでいたんだけど、最近はちょっと変わってきた。

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別に心情の部分が変わったわけじゃないんです。相変わらず書いてること自体には自分もそう思うという部分は多い。
だからそのツイート内で対象にしている事象に対して批判してるなら全然いいと思うのよ。

ただねえ。
最近のだと小川淳也議員がちゃんとした答弁をしたことを「よく言ってくれた！」と書くのまではいいんだけど、その最後に「進次郎は周回遅れ」みたいなこと書いて小泉進次郎氏を付け足すようにけなす。
これさあ、小泉進次郎氏の部分いるか？結局小川議員の素晴らしさより「進次郎はダメだわ」を伝えるためのダシになってないか？

はじめから小泉進次郎氏を批判する内容ならいいんですよ。「こういうところが良くない」と論理的に書いているならね。
でも今回のは進次郎氏に関しての具体的批判は一切なく、ただダメって書いてるだけだから。
論理のすり替え……ではないけど、とりあえず小川議員の答弁の内容と小泉進次郎氏を直接比較する場面ではないと思うんですけどねえ……。
書いている人がどうも感情にシフトしてある感じがある。

これ書いてた方は、どうも最近になってこの手のヘイトのみに急に傾いてきている気がしてとりあえずミュートにした。
他にも「今の政権で一番罪があるのは誰ですか？」とかアンケート取ったりな。安倍総理とか麻生大臣とか4人挙げて。
そうじゃなくて「次の総理に相応しいのは誰だ？」みたいなアンケートなら気持ちが全然違うのに。誰が一番悪いのか決めたところで何になるってんだ。負の感情をやたら煽るだけなのはあんまり……ね。

批判って叩けばいいわけじゃないから……。
批判的思考ってやつのwikipediaでいいから読んでいただければ分かりますが、本来「批判」って反対意見を言うだけじゃないので。