心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

最低賃金が上がってきてるのはいいことだと思うけど……

外食・小売産業などで最低賃金がグングン上がってきているらしい。
まあいい傾向だと思います、大筋は。コンビニ店員さんとか仕事の内容に対して時給低すぎるもんねどう考えても。

働きたくないけどお金は欲しい

働きたくないけどお金は欲しい

ただそう単純な話でもないかなあと思っていて、人件費が上がることで生まれる人的資源の奪い合い。人件費に経費をかけられない小さなところから順番に倒れていくだろう……と考えると、今のトップダウン方式で経済が潤うだろうっていう政府の政策がミスってることになりません?ならないの?詳しくないから分からないけど。

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人を雇う余裕がないお店や企業が潰れていって、大きなところだけ残るかと思いきやコストコみたいな海外資本のさらに強えところが参入してきて、国内の産業がじっくり食い潰すされる……とかならないよね。ちなみにコストコは時給1250円だそうで、今の日本の賃金で考えたら明らかに高い……というか、最低でもこのくらいないと本当はダメだろう。

汚い手口で従業者への賃金や待遇をしぶる企業が浄化されていくのなら、そこはいいと思う。
ただ、その先にちゃんとしている企業がそんな賃金を出せないパターンがあるのが日本の雇う側の現状でもあるわけで、働く側は「こんな給料じゃ生活できねえだろ」と言い雇う側は「これ以上給料上げたら会社が潰れる」という。この詰んでる状態をなんとかしないと道がないと思うんだけど。この状態で消費税上げてる場合じゃないだろ。


もう中小企業は切り捨てる感じなのかな、政府。あと所得少ない人もゆっくり消していく感じですかね。非正規雇用増えて「失業率下がってるじゃん!」と力説する国だもんなあ。その非正規労働者自体が消滅したら、分母そのものが整理されてさらに失業率下がったりしないだろうな。

なんか想像と勝手な思い込みでぐちゃぐちゃ書いてしまったけど、有識者の方から見て「ここから経済良くなってみんな潤うよ」っていうならそれで問題ないです。