心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

西郷どん 第29回「三度目の結婚」感想

勝海舟坂本龍馬が登場し、いよいよ盛り上がってきたぜ!!と思ったところで、今週は西郷さんの結婚の話。

リズムがさあ……。結婚を1話として切り取る必要をあまり感じない。

とはいえツイッターで鋭い意見を見かけたんですが、今年の大河は「西郷さんに感情移入出来る人には面白い」らしい。
西郷さんを通じて幕末を観たい人から観ると疑問が多い今年の大河も、歴史というより西郷さんにフォーカス出来る人には楽しめるのかもしれない。

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まあ、禁門の変からの流れでやっと実績も身に付き、ずっと訳分からなかった「なんで西郷どんはこんなにちやほやされてんの?」に一定の理由がくっ付いた。

島津久光は西郷をめちゃくちゃ嫌いですが、息子さんの方は普通に西郷を評価してるっぽいな。
そんな西郷くんは、慶喜に直接反逆する宣言したのと同じっすからねえ。
……つーか慶喜、マジでどうしてこんなに変わってしまったんや。

「日本を変えるには幕府を潰す。そのためには薩摩を変える。だから大久保さん力を貸してください。」
これは説明足りないですって。もっと丁寧に説明&説得したら行けたんじゃねえの?と思わせる大味な言い方。


あとはここからはずっと結婚の話していくのか?
あとなんで藩政に加わってるレベルの西郷家は未だボロいんだろう。
奄美に置いてった二階堂ふみのことはどう割り切るんだ!?

西郷さんの嫁は島で唇を奪ったおっちゃんです。
あと愛加那に触れたね。なんか立場的な部分でマウント取る周囲。


西郷氏、すっかり大人になったねえ。というか、悪い賢さを身に付けたなあ……。
泣き落としとかできるようになってる。
「薩摩は長州の味方に着く」
これが西郷のタクティクス。


せっかく歴史のストリームに入ろうとすると、すぐに嫁取れ問題に振り戻しがかかる。
こうなるならいっそ長州だ幕府だって話切り離して、徹底的に結婚の話だけにしたらいいのにと思ったりして。
歴史の話を観たい派の自分からすると、この先の展開観たいと思ったところで話折られる感じだよ。


いとさんは別れてたので、スムーズに西郷と再婚しろやの展開に……。
マジで大久保一蔵の妻が切れ者過ぎるわ。旦那に「調べてくれ」と言われただけでここまでセットするあたり。

周りが本当にモラルないというか。
本人たちの気持ちも聞かずに「結婚しろ!結婚しろ!」と言い続ける様子は割と狂気だと思うけど。


うーん。
西郷さん・いとさんの会話観てるけど。
これはそうだね。確かに西郷さんに感情移入出来る人なら感動するのかもしれない、とは思ったわ。


結婚するまでが長え。
断ったり、また断ったり。
で親父に説得されて走り出して、追いついて「やっぱり結婚しますわ」
この辺は非常に恋愛ドラマっぽい……のかね?


次回は岩倉具視劇場……というか、鶴瓶さん劇場?