心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

西郷どん 第9回「江戸のヒー様」感想

さあやって来ました、イケメン怪優・松田翔太さん出陣。

NHK大河ドラマ「西郷どん」オリジナル・サウンドトラック? 音楽:富貴晴美

NHK大河ドラマ「西郷どん」オリジナル・サウンドトラック? 音楽:富貴晴美

物語としてもついに西郷さんが江戸へ。
ある意味ようやくプロローグが終わって、本編スタートみたいな感じですかね。
予告を観た限りでは一気に登場人物も増え、時代が動き出すぜ。

薩摩から45日かかるのか。それで普通より6日早いってあたり、昔の交通手段ないころって大変だなあ。
だけどその道中で多くのものを見て、聞いて、食べて……そんな経験の豊かさはあったんじゃねえかな、とか思ったりして。

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なんだこの組頭。開幕クソ教官出たぞ。
でも薩摩藩の悪評考えると、このぐらい縛らないといけねえのかもしれないな……。

「38番」で呼ばれるのヤベエな。
幼馴染とも再開し、どうももう少し西郷くんの青春編が続きそうな気配。
あんまり軽いタッチが長く続くのも個人的にはキツいんだけどなあ。


昨年の小野政次みたいな感じで、今年の大河の歴史的な流れの部分は島津斉彬を通じて語られる。
んで一気に展開したなオイ。
井伊直弼も出てきたし、あと又吉さんセリフないのかい。
国防のために、殿様を変えて政治も変えないといけない。斉彬は忙しいぜ……。というかやっぱ、「島津斉彬」の大河観てえよ。


一方西郷くん、遊郭街に連れられる。
「メシを食うだけだ」って言ってるけどそんなわけでなくねえ?
なんか幕末の江戸ってこういうイメージ強いよね。こういうところで藩の垣根を越えた交流とかもあったんだろうな。ロマンやねえ。

ざっくりいうと今でいうキャバクラかね。
まさかの売られた女の子・ふきちゃんと再開っていう。とりあえず明るく生きていてよかったね、うん。
まずは下関から京都、その後江戸。すげえななんか。簡単に言うけど壮絶だよね、ふきちゃんの人生。

ヒー様絵が上手え。あとヒー様金持ちだな完全に。
「俺は男は描きたくねェ」という江戸っ子的ヒー様。
そしてヒー様、どうも西郷さんに嫉妬してますね。
そのまま大乱闘。ずっとジャズサウンド流れてるし、ヒー様これ……開幕からすげえ存在感です。さすが松田翔太だ。


門限破りの罰がお掃除って……。それが10日間って……。
西郷吉之助、そのあと藩邸のお掃除番になりました。なんかお掃除マスターやな。
とはいえ藩邸のお掃除だからね。シンプルに物理的にも近いし。

焦る大久保正助
西郷が江戸で「俺はこんなところで……」と思う一方で、大久保も薩摩で「俺はこんなところで……」と思う。


庭掃除するけど殿に会えねえな…と思ってたらすっと出てくる斉彬。
水戸徳川への書状を届ける任務を受注。
「そなたの命、わしにくれ」カッケェ。
よく分からないんだけどさ、相撲とかあれだけ強いのに刀が使えない意味が全然分からないんだよ。握る力ないと相撲できないし。どう考えても並の人間より強くなれるやろ……。

「なんでもかんでも命を懸けるな。命はひとつじゃ」
マジで渡辺謙よお……カッコいいですよお……。


江戸の人間、恐ろしく喋るのが速い。
たどり着いた水戸藩
この徳川斉昭のテンション、奴の気配を感じる。
西郷吉之助、キレた!!
「失礼なことすんなよ」と事前に言われたら失礼なことをするのがドラマだよな。

水戸徳川家、大事だよね。幕府を終わらせる内部のカウンターパートなんだよな、さりげなく。
で、「奴の気配」の正体が来ました。ヒー様こと一橋慶喜
松田翔太の笑い方、松田翔太の笑い方だよねえ……。これが怪優って感じでいいんだよ。

次回は「篤姫はどこへ」。