モンハンの武器種による「強さ」ってなんなんだろう

装備とか調べるにあたりネットを頼るんだけど、そこでは「大剣弱くなったー」みたいなことがよく書き込まれている。

モンスターハンター:ワールド - PS4

理由としてDPS、つまり時間あたりに対するダメージ効率が良くないことが挙げられがち。
10秒間に10ダメージを10回与えるのと、10秒の間に100ダメージを一撃差し込むのはDPSが同じってことになるわけで、このルールでいくと瞬間火力は高いけど時間で割り算すると低いよねっていうことのようで。
細かい攻撃の方が攻撃チャンスも多いわけで、結果として大剣の火力は低めに落ち着いてしまう……とかなんとか。

……てな感じで意味は分かるんだけど、これめちゃくちゃ上手い人のお話だと思うんですよね。
「モンスターの攻撃をことごとく避けることが出来て、小さな隙に対して常に最大効率で攻撃を当て続けられる人」みたいな。

自分みたいなそこまで上手くないプレイヤーにとっての「強い武器」って、むしろ火力なんかよりも生存率なのではないかな？などと思うわけです。

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んでその「生存率」という観点で考えると、大剣って相当強い武器に入ると思う。

双剣みたいに「うわー攻撃だー！」みたいなことが強制的に封じられる重たい動作の攻撃モーション。
使いはじめたばかりの時はなかなか攻撃するタイミングがなくて攻めあぐねる大剣……なんだけど、その間何やってるかというと武器をしまったままモンスターと付かず離れず、動きを見ながらウロウロすることになる。

そうしているうちに「あっ、ここ一撃は入れられるかな」的なものが見えてきて、とりあえず攻撃入れていけるようになってくる。
「無茶できない」ってことが、結果的に事故みたいな被弾を減らし、さらにプレイヤー自身のスキルも育ててくれる良武器です。

基本は武器をしまった状態で立ち回るってことにどんなメリットがあるかというと、

・移動速度が速い
・アイテム、スリンガーを使えるタイミングが必然的に多い
・回復ツユクサなどのマップにあるギミックも使いやすい

このあたりは挙げられると思う。
今作の大剣って火力以外の部分に強みがあるように思えます。というか、アイテムなどを活用してダメージを取れる状況を作るのが楽しい武器でもある。

歴戦クシャルダオラをソロで討伐しようとすると顕著かなあと思うんだけど、閃光弾撃って接近して頭に溜め斬りの流れは、実にモンハンしてる感があります。

時間かけてもいいから、死なずに狩猟出来なきゃ意味がないくらいのエンジョイハンターレベルだと……むしろ大剣は「強い」と思うのです。
あと僕のプレイスタイルはビビリ気味なので、ランスやガンランスのガード強い系武器は有難い。ディアブロスはガンランスじゃないと怖くて……。

まあそんな感じで個人的な考え方を書いてみたけど、結局使いたい武器使おうぜとしか言えませんよね。
本当の強さは効率とかじゃなくて、使ってて楽しいかどうかなんじゃないかなあなどと。
効率も煮詰めていくような楽しみ方ももちろんアリだけど、タイムアタック動画みたいな極端な話をベースに考えるのも少し違うような気がした次第です。