だしにこだわるラーメン店「だし廊」さんに、全て野菜のみで作られたラーメンがあるということで食べてみました。
「根菜だし味噌ポタ」です。
ポタージュ系は流行っているらしいけど、こうして食べるのは初めて。
スープも具材も野菜だけというのは初めて。
そしてポタージュ系も初めて。
初めて尽くしのラーメンの味は……。
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一回はじめに書いときますが、こいつはメチャクチャ美味いです。
一口めのスープは、口に入れた瞬間にパッと広がる根菜の味。そのあとでしっかり味噌の味も。
はじめは薄い感じかな……と思ったけど、食べていけば食べていくほどグングン美味しく感じてくる。
なんかすげえラーメンに出会ってしまったという興奮がある。
ポタージュのどろっとしたスープとよく絡む縮れ麺。ここがしっかり絡んでくれるのもあってか、全然野菜だけであることに物足りなさを感じない。
具材もこれまたよろしい。
チャーシューなしで行けるのか?と思っていた部分はジューシーな食感のマッシュルームがキッチリカバー。
アボカドがいいアクセントになりつつ、ミニトマトとスープとの相性の良さにまた感動。
フライドオニオンのお陰でスープにも少しパンチが出て、野菜のみという淡白さを野菜が補っている素晴らしいチームワークです。
実際食べていた時の気持ちの変化としては
「んー、まあ野菜だけだからこんな感じかな」
↓
「あれ?これ美味いのでは?」
↓
「いや、これ普通に美味いなこれ」
↓
「もう俺、肉いらないんじゃねえのかってくらい美味い。食えば食うほど美味い魔性のラーメンだ」
これです。
このタイプのラーメンを食べられるの、仙台ではかなり貴重だと思うので是非ご賞味あれ。
下手に肉や魚のダシで雑に作ったラーメンよりも断然美味しいと思う。
ちなみにだし廊さん、普通に鶏や魚で取っただしのラーメンもメチャクチャ美味しいです。だってだし廊だから「これ入れときゃ美味いだろ」みたいなラーメンではないですから。
ちゃんと調和があるような、綺麗な一杯。