昨日を思い返すと、いやはやとんでもない漫画天国。
何週もお休みされて待ちに待った喧嘩稼業は、誰もが予想しなかった展開に。
キン肉マンはファンにはたまらない、スーパーフェニックス登場。
- 作者: ばらスィー
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/11/27
- メディア: コミック
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喧嘩稼業
この漫画の何がすげえかって、キャラクターをストーリーから退場させる時の巧さ。
試合自体の裏での暗躍によって、負けたのになおそこの深さを見せる梶原。
十兵衛との闘いで甘さを露呈したものの、その後のエピソードで一つ深みを増した佐川徳夫。
セコンドであるヨシフのエピソードを挟むことで、負けてもなお落ちない櫻井の価値と同時に再登場の気配を漂わせつつ退場する櫻井。
どのキャラも、試合に負けたからといって単純に格が下がらないのがすごい。刃牙とは違います。
格闘漫画だからもちろん試合の駆け引きも面白いんだけど、タイトル通り「喧嘩」なので、マジでリング外での闘いも凄まじい。
早く次の試合を読みたいと思わせる一方で、その試合の裏で他の出場者たちは何を画策しているのかも気になって仕方がないという二律背反です。
しかし今週は、なかなかに衝撃展開だったなあ……。ネタバレするのがあまりにもったいないので書きませんよ!
キン肉マン
新シリーズは開幕から敵にオメガマンの兄が登場し、こちらはウルフマン・カレクック・カナディアンマン・ベンキマン・ティーパックマンという「ああ、まずは正義超人サイドが負けていく流れか……」と思っていたところで急展開。
「古い友人が暗躍しているから」という理由で、知性の神がフェニックスマンを再びスーパーフェニックスとして呼び戻す展開に。激アツ。
知性の神も欲望で動いている感じがあるので、その暗躍しているオメガマン勢力(恐らくはサタンのことですかね)の増長を防ぐべく動き出したって感じでしょうか。
純粋な仲間ではないけど、とりあえずスーパーフェニックスは正義超人側に立って闘ってくれたら……嬉しい。
完璧超人始祖編から、こういう感じで昔のシリーズに出ていたキャラクターの動かし方がすごく面白い。だからこそ、今からキン肉マンを読む人には無理してでも初めから全部読んで欲しいんですよね。