心の雑草

「げ」と申します。「旅=人生」というライフスタイルをめざして、心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

おんな城主直虎 第28回「死の帳面」感想

これ……まさか……今週のサブタイトル、元ネタはデスノートっすか?

なんやかんやで気賀の統治権をゲットした井伊。
よく考えたら先週ってかなり回りくどい話だったんだよな。
「気賀が欲しい」から30分以上なかなか手に入る方法が見つからねえ……ってずるずるやった後、「むしろ相手に気賀いらないって思わせればいいのでは?」と気づいて数分したら井伊のものになってお城も出来ていました、みたいな。

あとオープニングの時点で、今週の主役は寿桂尼さんであるとはっきり言ってるな。

スポンサーリンク


「その話は、後にいたしましょう」
実質人質状態の鈴ちゃんの回収に奔走する寿桂尼様。
武田信玄をして化け物と呼ばれる寿桂尼、直接武田信玄のもとに乗り込む。……ところで松平健か、信玄。なかなかシブい配役ですな。

つーか武田信玄に対して精神攻撃するあたりスゲえな。お父さんの話をぶち込むか、寿桂尼
織田信長のことに触れたりと、このシーンの会話は実に大河ドラマって感じの重厚なシーンだったな。


しかし……これ……もう完全に寿桂尼が今川の頭領だなこれ。一旦武田に顔を見せた上で北条を動かす。外交の天才かよ。
自身の老いた身体すら外交の武器にしようとする。


「泣き言を言うた者から負けるのです」
いやはや、もう寿桂尼が強ぇ……。
今川氏真が空気になったから壊れたわけね。先週との絡み合いがあって今週面白いな。

気賀城代は瀬戸方久か。
まあ商人の町をそのままにしたいとしたら、適切な人選である。もう商人じゃねえな、しかし。


寿桂尼が全部やってる中、手紙だけ書いてねと言われる今川氏真
なんだこいつ。自分では何も出来ないくせにいざ人にやられたら拗ねてこれか。ゴミクソ大名として描かれ切ってますね、今年の氏真公。
実際残っている文献とかでも軒並みダメ大名として評価されてますけどね。それでも運が悪かったとか、そういうのは結構マジだと思います。突然信長に先代がやられて、徳川が裏切って、周囲は武田・北条が現役って……。

死に際の寿桂尼が見るのは今川最盛期の幻想。
なんか幼い時の氏真はめちゃくちゃ聡明っぽいのに。
寿桂尼、復活。あとなんか今川氏真が覚醒し、ちゃんとした大名めいた空気感をまとった。遅いけど。


気賀の方はほぼ方久に丸投げでOKな状態。
そうして問題は今川と武田の問題……つまり井伊もまた、戦の話を考えないといけない。
そう、今年の大河は平和すぎて忘れてたけど、ここから井伊は徳川家臣になっていくんだもんな。
「我らも、寝返る支度ということか」
「はい」
だもんねえ。ここで隙間もなく政次が「はい」と返事するあたりは、戦国だわ。


井伊直虎寿桂尼、最後のお話ですか。
直虎のお土産は、「井」マーク入りの綿布。
そしてここで井伊直親に触れるか。
それが意外と恨みはないのが直虎じゃねーですか。そういう現実との折り合いが少しだけ付けられるようになったのが井伊直虎

そういや要所要所で直虎の成長を見てたんだよな、寿桂尼って。
「そなたが私の娘であれば」なんて、これ最大限の褒め言葉でしょう。
……おお。今週面白いぞ。
寿桂尼自ら「今川を見捨てるな」はスゲえ釘刺してきたな、文字通り最期に。

さあ寿桂尼さん、こいつはお別れではなく、自分が死んだ後の今川のための外交だった。
なんというか、今川を裏切ることが「恩」を忘れる
こととはイコールではないとは思うんだけどね。

「粛清の風が吹き始めた」。
寿桂尼は直接会うことで、裏切りそうなやつリストを作っていた。
寿桂尼が残したのが「死の帳面」だった……。
これはいいぜ〜!面白くなってきたぜ〜!!直虎は死んじゃう方に選別されちゃったぜ〜〜!!


さあ、直虎・政次・和尚さんの話し合いで見つかるトリガーは「徳川を説き伏せたら戦が起きないんじゃね?」説。
ここに瀬名さんがいるからねえ、上手いこと繋がるねえ。

次回「女たちの挽歌」。
うーん、サブタイトル露骨。