心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

「漠然とした不安」を否定されたことがある

だいぶ昔のことだけど、ある方の本を読みまして。
その人は多方面に精力的に活動している人で、「何か悩みや不安がある人はオレに電話しろ!!」みたいな感じの熱い人というか、まあそういうタイプの人で。確かtwitterとかでも電話番号公開していたんじゃないかなあと思う。

当時は「なかなか面白い観点で物事を捉える面白い人だなあ」と思って、著作を2〜3冊読んだ。
それである日、軽い気持ちで「その人なら漠然とした不安とか、はっきり言語化できないような悩みみたいなのってどう解決するのかな」みたいなことをtwitterで呟いたら、まさかの本人から返信が来て「僕の所に電話してくる人は不安や悩みがはっきりしている人しかいないですよ。漠然としたもの不安や悩みなんてないんじゃないですか」的な返事が来て、その時に「あれれ」と思ってしまったわけです。

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まあはっきり言うと、その返事をもらった瞬間に幻滅したわけで。
自分の中の世界に存在しないものはそのまま存在しないと断定するスタイルなのかなあ……とか。
誰でもウェルカムでありながら、こうやってバッサリ切り捨てられるとちょっと矛盾を感じた瞬間。

「そんなものない」という言葉は、「漠然とした不安」というものか冷静に分析していくと具体的な不安に落とし込んでいくことは結構出来ることはまあ分かっていての発言なのかもしれない。
でも相談受けながら、まずはそれを見つけ出す……みたいなアクションはしないのね、とも思ったり。


特別オチはないんですが、ふとそんなことがあったなあと思って書いてみた。
ソリッド・スネークも言ってたけど「会えば伝説じゃなくなる」ってやつですね。

理想と現実は剥離する。
でも今回の一件の時は、イラっとしたりとかは一切なくてただがっかりした記憶があるなあ。