さあ、最近は何のために読んでいるのか分からなくなってきました。
もしかすると一時代を築いた漫画が、グダグダになりながら落ちぶれていくその様をリアルタイムで読めることが目的なのかもしれない。
- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2017/04/07
- メディア: コミック
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〜今週のあらすじ〜
STATの隊員、島本は振り返りざまに袈裟に斬られた。武蔵の姿を確認し、銃を構えた時にはその両腕を斬られる2人目。「いたぞ!」「消えました!」神出鬼没の武蔵の動きを捕らえられず、ただ順番に斬られていくSTAT隊員たち。
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Twitterで「刃牙道世界の警察のIQが低すぎる」というようなツイートを見かけて、全くだと思った次第。
今週に関しては「囲むなッ!」と言いながら最終的には囲んでしまい、「囲んでどーする!?」「撃てない!」とこれまた頭の悪いことを言ってましたが、一応は武蔵の動きによって全体がコントロールされたというのが成り立つので……あまり文句はない。「囲まされてんだよ!!」というようなセリフもあったしね。
ただ毎度のことながら、そもそも超遠距離からスナイプしたらそれで終わりだろって思うんですね。
しかも今は命を奪っても構わないモードで武蔵に挑んでいる警察勢力だし、このあたりにIQの低さを感じます。日本に配備されてる狙撃銃って何でしたっけ?PSG-1?あれ凄く高価なんですよね確か。セミオートライフルというのは内部構造が複雑になった代わりに射撃の精度が下がるので、その辺りをクリアしたことで値段も……おっと、道が逸れました。
いくら漫画だとしても、さすがにご都合主義か過ぎるよ。武蔵が勝つように仕組まれた出来レースを読まされている感触です。そんなもんではワクワクしようがない。
正直喧嘩稼業とかキン肉マンを読んで展開の作り方を勉強して頂きたいレベル。絶対勝つだろうと思っていた櫻井が負ける喧嘩稼業、悪魔将軍とザ・マンのどちらが勝つのかまだまだ分からないキン肉マン。
喧嘩稼業やキン肉マンが読める時代に生まれて良かった。
刃牙道は……グラップラーの頃は「超面白い、この漫画に出会えて良かった」とは思っていたんだけどなあ。