先日放送してた特別ドラマ「そして誰もいなくなった」を観て、「そういや原作の日本語訳版、中学生の時に読んだなあ」と。
- 作者: アガサ・クリスティー,青木久惠
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/11/10
- メディア: 文庫
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もう全然ストーリーとかは覚えてないんだけど、とにかく読み終わった時に何かすごいものを読んだという強い読後感があったことは覚えている。
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そもそもが古本屋で買ったんだけど、その時は文庫本の表紙を見て面白そうと思って買った別の本だったんですな。
そうして家に帰って、さあ読もうとしたら表紙と中の本が違う。
確か表紙はハードボイルド探偵系のやつだった(タイトル覚えてない)んだけど、その中に包まれているのは「そして誰もいなくなった」だったのです。
つまり読みたいと思ってない状態で仕方なしに読み始めたわけで、それがまた随分と面白かった。
終盤とか一気に読んでしまったような気がする。当時はアガサ・クリスティの名作だというような薄い知識で読んでいたけど、結果やっぱり名作だったよね、という。
うーむ、当時の感動を思い出し、今再び読んでみたくなっている。
2夜連続ドラマの方も結構面白かったし、舞台と時代を現代日本に移し替えているとはいえ大筋は原作通りのお話だったはずだし。つまり原作は相変わらず面白く読めるというわけで。
まだ手に入れてないコブラの文庫本の11、12巻と同時に、ブックオフあたりで探してみようかと思います。