心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

飲食店禁煙について考えたこと

居酒屋禁煙とかの話に関して、ツイッターでなかなか過激なことを申している方がいくらかいるようですが……ざっくりいうと感情だけで話が進んだ結果まるで現実を見てない方もいたりして、一周回って清々しい。

これ煙草が好きか嫌いかだけの感情や、健康の問題だけの話じゃないと思うんですよね。で、普通にニュースでもそういうことはちゃんと報道していると思うんですけどね。
もっとマクロな経済問題です。

分煙社会のススメ。 人を排除しない、多様性のある社会を目指して

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過去に居酒屋で働いていた身からすると、もし喫煙する人が100%お客さんから外れた場合普通に閉店します。
まあこれは極論だとしても、小さめの居酒屋を中心に飲食業界がバタバタ倒れて行くだろうな、と。


プレミアムフライデーなどと言って消費を推進するくせに、その時間帯に動き出しそうな飲食店を禁煙にして消費が伸び悩みそうなシステムを入れてくるチグハグな政策。
そもそもの煙草も異様に税金だけを上げて、それで税収増えると思ってるのも単純過ぎて馬鹿馬鹿しい。
もし「煙草税上げたら喫煙者減るから、その流れで居酒屋禁煙してもダメージ少ないだろ」くらいまで読んでるなら……ねえか。まあ読んでてもこのロジックおかしいけど。


居酒屋禁煙したらプレミアムフライデーだろうがなんだろうが「煙草吸えないなら家帰って酒飲もう、その方が煙草吸えるし安く済むし」と考える人が増えるのはちょっと考えれば分かる。
結果として緩やかに日本の経済が終わっていくだけだとは思います。


まあ「アンタが煙草嫌いなのは分かったから、個人的な好みの話でヒートアップするなよ」という。
私も煙草は苦手ですから、分煙している店なら速攻禁煙席をお願いはしますけれども、何度も言うように今回の問題に関してはそういうのとは別の地平の問題。

全面禁煙にしてしまって無理やりこの問題に決着つけるんじゃなく、もっと考え続けて欲しい問題だと思います。