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心の雑草

「げ」と申します。「旅=人生」というライフスタイルをめざして、心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

見習うべきゴルゴ13のビジネス感覚

マンガ‐まいにち、東郷! マンガ マンガ‐ゴルゴ13 ライフハック

「まいにち、東郷!」に関しては全然書けてないけど、そんな中でスピンオフ的に職業人としてのゴルゴ13について少し書いてみたい。

この人究極のフリーランスで、自分の技術のみを道具として世界中の人とビジネスをしているようなもの。

そういう立場なこともあって、実際に読んでみれば分かるけどかなりゴルゴの立ち振る舞いから学べることは多いです。

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「信頼」を第一に考えるから、全額前払い

ビジネスにおけるゴルゴの考え方「信頼>金銭」。
これがゴルゴの一番明確なポイントかと思います。
普通は前金+スナイプ成功報酬だと思うけど、ゴルゴに依頼する場合は全額前払い。

「金だけくすねられて逃げられるかも」みたいにゴルゴを疑うような時点でNG。ゴルゴ側はこれで相手を試しているし、ゴルゴも確実に仕事を成功させる。これまでのゴルゴの実績、そして裏社会における「信頼」があるから成立するシステムである。

ゴルゴ自身が金銭より信頼に重きを置いていることが分かるエピソードはいくつかあり、明らかにもらった報酬以上の金額を使って用意し、狙撃を成功させることも結構ある。
つまりこれ、この仕事を完遂することでゴルゴは損していることになるのだが、そんなことは御構い無しに金を使い、仕事を遂行する。

よく企業が製品にミスがあった時、目先の金銭にくらんで隠蔽しようとしてバレて批判轟々、なんてニュースを見かける。酷い場合はそのまま経営が崩れて……みたいなこともあるだろう。
ゴルゴを見習えば、ミスがあった時点で金銭ではなく信頼のために正直に明かすのが正解でしょう。信頼を失わないことが、長期的にみれば金銭的成功にも繋がるのは少し考えれば分かる。

ちなみにゴルゴ、自分のミスはしっかり認める度量もちゃんと持ち合わせています。
「契約を守れなかったんだ……カネは返す……」
失敗すればちゃんと返金するあたりもまた信頼のために。まあ、このあとちゃんと仕事を成功させるんですけどね。

あと逆に依頼人がボーナスみたいに多めに振り込んできても、その増額分は送り返したりしてます。欲望に流されずお金の問題は契約通りにきっちりしておくのが、後々のトラブルを回避するためのベストな方法かも。

子供に慕われることから分かること

ゴルゴ13は妙に子供から慕われます。
これは何故かというと「人によって態度を変えない」からなのではないかと思う。

ゴルゴ13にとってはその辺の町のホームレスと大統領に差はない。これはあるエピソードでアメリカの大統領が自ら言ってます。
男女、年齢、地位、宗教、ありとあらゆるものをとっぱらい、常に誰に対しても同じように振る舞う。そのような本質は、まだ社会に出て汚れていない精神の子供だからこそ見えるのかもしれない。だから子供に慕われる。

会社勤めなどではないフリーランスの仕事人ならば、この感覚は持っていた方がいい。いや、会社勤めでも持っていたほうがいい気がする。
もちろん言葉遣いなどはTPOに合わせるべきだけど、そこに自分を大きく歪め嘘をついてまで媚びを売るような展開になってしまうのは少し違うのではないか。

言ってみればゴルゴは、自分自身が最大の商品である。自分という商品の価値を理解しているからこそ、安売りしない。
人によって態度を変えてしまうと、その価値も相対的に変化してしまう気がしますからねえ。

非常事態にこそ論理的に動く

金銭が絡むビジネスの場ですから、そこは「理」でしか動かないのかゴルゴ13
ゴルゴ以上の戦闘能力を持っている相手とも何度か戦っているゴルゴだが、そのピンチの場面にこそロジカルに戦略を組み立てるゴルゴの頭脳が光る。

ゴルゴの場合は仕事が常に命懸けだから、非常事態にパニックになって感情で動いたらすぐ死んでしまいます。
ピンチの時こそ客観的に状況、データを集め、思考をフル回転させ回答を導く。
時に相手の感情を利用することはあれど、それはゴルゴが「理」によって操っていることを忘れちゃいけないぜ。

よーく読んでいると実はゴルゴは内に熱いものを秘めていることも分かってくるが、それすら客観的に分析できるほどの男。
普通の仕事よりもはるかに突発的事象に巻き込まれやすいビジネスを選択しているゴルゴ。



信頼を第一に考え、相手によって態度を変えず、いざ仕事に取りかかれば徹底的にロジカルに。
蓋を開けてみれば、意外とシンプルなこと。
だけどそれがなかなかできないのですな。そのシンプルでなかなかできない事を、完璧に行うこと……それが究極なのかもしれない。