さて、内容そのものが全て批評の対象みたいな話だった先週のことは忘れて、ちゃんと本編再開です。
- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2016/12/06
- メディア: Kindle版
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こちらとしてはもし本当に用意してなかったとして「じゃあヒラリーであのひどいストーリーの話を1話描くヒマはあるんかい!」と。
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では本編。
先々週エア斬撃で切られた宮根さんらしき人物へのインタビュー。
「あ、俺死んだ」とは思ったらしいが、その時の録画された映像を観ている警察の皆様には刀は見えません。
これアレか?リアルタイムじゃないと見えないシステムか。
んで、何故か逮捕したい警察サイド。
実際には斬ってないから罪がないので「危険人物」みたいな感じで重要参考人として引っ張るべく、徳川邸に迫る。
そこにいたのは二刀を腰に指した武蔵。
「逃げも隠れもする」
「だが現れれば斬る」
その一言でワァッと解散した警察達。
武蔵は「戦だ……」と呟いたのでした。
今後のストーリーを推察するにはあまりにふわっとした今週。世界編に行くのか、それとも日本でまだ見ぬ強敵を出して来るのか……。
武蔵が言う「戦」が日本にはあるのでしょうか。宮本武蔵が傭兵みたいになって世界の紛争地域を渡り歩く、みたいになったらそれは戦かもしれないが、もはや刃牙道という漫画ではなくなってしまう。
閑話休題。
何故か先週の話が、僕の読み漁っている限り概ね好意的に受け入れられているといいますか、読者の皆さんが面白おかしく「これが板垣さんだよ!」みたいな感じでネットに書いてたりするのをみて違和感しか感じないんですよね。
これは板垣さんなのかもしれないが刃牙ではない。せめて1ミリでもストーリーに関わる話であれば納得もするが、今回に関してはいよいよただ描きたかっただけのものが週刊誌に載ってしまったみたいにしか見えないんだよなあ。
せめてこれであのヒラリーの話が面白いならいいんだけど、ただ範馬勇次郎の価値を貶めただけみたいになってるし……。