心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

真田丸 第47回「反撃」感想

まあ、今週の「反撃」って徳川サイドのことでしょうなあ。

もう終わるまで数えるほどしかない今年の大河ドラマ。思い返すと戦国を彩る数多の綺羅星が散っていきました。
真田丸ももうぶっ壊されるだろうし、いよいよ真田信繁という男の物語も本当に終わりへと向かって行きます。

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大坂の陣はここからがマズイ

一発の砲弾で完全に心を折られてしまった最高権力者・茶々。
なんというか、こういうことも複合的に考えるとやっぱり運も実力のうちというか。当時の砲台でピンポイントに狙い通り着弾させるのは難しかったと思うし、家康としても期待していた何倍もの成果になってたとは思うんだよね……先週の砲撃って。


「話が違ェ!!」
片桐且元、無念である。この人、もうなんか自責の念ありすぎて自殺してても確かにおかしくないわな。

茶々様もこうなるとロジカルな思考はできまい。感情で「和睦や!」となっても仕方がない。
戦に勝ったなどというのが甘いねえ……。

塙団右衛門を皮切りに、浪人チームは今後の行く先に不安。「俺に任せておけい!」っていう後藤又兵衛の謎の気合いね。
というか実際に戦ってた人間サイドとしては和睦がヤベエのは一番分かってるのかな。

ババアこれ……だから浪人いなくなった瞬間にまた攻めてくるだろうよ。頭悪すぎないか。
ううむ。豊臣秀頼よく出来た男である。この器のデカさ……一大名として存続の目もあったじゃんこれは。


茶々様はこれまでこういう死と今までそこまで接点なかったのかよ。二回落城に巻き込まれているのに……。
「あれほど和睦はしないと言っておきながら」
って今からでも「やっぱ和睦はしねえ!」は間に合わないのかね。
信繁が茶々と密談しているせいでまた変な疑いが。
こういうあたりの結果として壊す感じも、また茶々の悪女能力。

真田信之、バレる!
そしてお通さん、強い!これただのキャバクラみたいなものだった!!
嫁さん二人いるのにこれではねえ……。キレるよねえ……。


真田信繁のことはあんまり知らねえけど、その親父のことはよく知っているぜ……。
その血を継いでいるんだからちゃんとしてるに決まってるじゃん、という。逆に説得力ある風味っすね、下手に「源次郎様をよく知っているぜ」っていう嘘吐くより良い。


和睦ってのはこういうものだからな。
より良い条件を飲ますための探り合い。
「参りましょう!参りましょう!」ってマジでウルセェ。そういう役回りだと知っていても割と本気で邪魔めいてきたわ。結局付いてくるのかよこのバアさん居るから話がおかしくなり続けるっつーのに本当に邪魔だなあ……。

さあ阿茶の局出てきました。女だらけの和睦大会。

真田信繁はしぶとい」
というか、まあ単純にその場で考えられるベストを尽くしているだけだと思いますけどね。

空気を吐くように良い言葉を並べていく阿茶の局。
ここまで条件並べてくると怪しすぎるよな。
ババアと阿茶の局がリンクされるのは面倒だな。
真田丸を壊せば浪人いなくなるんじゃね?」というなんかよく分からない理論で、さらにそのついでに堀も埋めちゃうそうです。
「さすがは阿茶様……」じゃねえよ城とはなんのためにあるのか分かってねえな。

くっそー……このドラマ観る限り本当の害悪はババアだな。茶々は大して悪くない気がしてきた。
阿茶の局に対して初では話にならないか。


真田丸と堀のことが書かれてない感じがヤバイな。
きりちゃん連れて行っといて正解だったな。まあ間に合わずに真田丸壊されてるけど。
マジで……もうこのババア……死んじまえよ。
頭悪すぎるよね。もう終わったよ。最悪だよ。
「すべて豊臣のためじゃあ〜!」
だってよ。こういう自分がやったことの意味が分からないのに正しい正しいと言い続けるヤツが一番ゴミクソだよ。
久しぶりにドラマとか観てて本気でイラッとしたわ。


真田信繁をして「策はない」レベル。
どうやっても勝ちようがない。そして真田信繁、お前は悪くねえよ。



こういう時に後藤又兵衛の根拠のない自信が光る。
「早く策を立てろ」
気が付けばこんなに慕われていた真田信繁
豊臣秀頼も来たぞ!
「望みを捨てぬ者だけに、道は開ける」
秀頼が捨ててないんだから、まだ信繁だって捨てるわけにはいかねえか。


豊臣浪人衆はここからが強い
「反撃」とは城の防御を失ってもなお戦おうとする魂のことだったか。


次回「引鉄」。
最期の戦いのトリガーが引かれる。